ハロー、ベイパー。
トランプ大統領の中国製品に対する輸入関税が話題を集めていますね。
実はその中に、中国製電子たばこ機器が含まれていることが判明しています。
ニュースから中国製電子たばこ機器の勢いを探ってみましょう。
トランプ米政権による中国製品に対する輸入関税
トランプ米政権による中国製品に対する輸入関税は、米国の消費者を直撃しないようサプライチェーン上の製品を標的にしているが、実際にはグーグル傘下「ネスト」のサーモスタットやロックバンドが使う音響効果機器など、意外な製品も含まれることになりそうだ。
米国は最大4500億ドルの中国製品に輸入関税を課す可能性をちらつかせており、7月6日に第1弾として340億ドル分への関税適用を開始する。
是非はともかく、実際にアメリカが大規模な輸入課税に動き出しました。
2018年7月現在話題になっているのは中国製品ですが、その他にも影響を与える可能性があります。
このニュース記事の中で特に興味深いのが下記の部分です。
中国製電子たばこ機器や、ロックバンドがギターの音色をゆがませるためなどに使うエフェクターもこの分類に入る見通し。前者の輸入額は年3億ドル、後者は1600万ドル規模だ。
3億ドルといえば、日本円にして約331億円規模です。
いかに勢いを増しているかがわかります。
実は中国は電子タバコが初めて実用化された国です。
中国本国にも利用者はいるでしょうが、他国に輸入することでも利益を生み出しており、見過ごせない額に迫っていることが読み取れると言えるでしょう。
トランプ政権の政策が、どのように輸入事情に影響を与えるかは未知数ですが、意外なところから電子タバコの勢いが伝わってくることは面白いですね。
電子タバコは、世界の様々な地域で実用化されており、中国にある企業も少なくありません。
初めて実用化されてから、電子タバコの成長の中心地の一つとして発展してきただけ歴史を感じさせます。
日本で販売されているリキッドも、よくみると中国産が多いです。
今回課税政策で注目を浴びたことも、今後の電子タバコの伸びに影響を与える可能性があります。
電子タバコはまだまだ新しい製品であり、今後も大幅な伸びが期待できますから、これからもニュース記事で登場するかもしれません。
日本でも、急激にシェアを伸ばしている電子タバコ。
政策含めて今後の動向にも注目しておくことがおすすめです。