ハロー、ベイパー。
いよいよこの時が来たのでしょうか。EUでは現在VAPE(電子タバコ)への課税が検討されており、
課税プランが公開されています。
気になる課税額についてはおおよそ実タバコとと同じ程度になると見られており、
課税が実施されると現在の電子タバコ製品はおおむね2倍の価格に跳ね上がることになります。
少々乱暴な気もする課税案ですが、実際の金額はどうなっているのでしょうか。
EU加盟国は電子タバコの課税に同意済み
EU加盟国(イギリス、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、フィンランド、ギリシャ、イタリア、スペイン、スウェーデンなど28カ国)ではすでに電子タバコを課税することに同意済みであり、早ければ来年からリアルタバコ製品と同様に課税が開始される見込みです。
電子タバコの課税案
製品種別 |
現在の価格 |
税込み後の予想価格 |
タバコのような製品 |
£22.99(2849円) |
£53.47(6627円) |
ペン型VAPE |
£32(3968円) |
£74.42(9223円) |
BOX MOD型 |
£43(5332円) |
£100(1.24万円) |
この表を見ると分かる通り、BOX MODの標準的な製品(と思われる価格)がおよそ倍以上の設定になっています。
価格が上昇することで子供が手に取りづらくなるのはいいことですが、かなり思い切った重税に感じます。
現在、イギリスでは約220万人の人々が一般的なタバコを愛用しているとのことですが、この税制では節煙や禁煙のために電子タバコ(VAPE)に移行しようという動きが鈍化してしまうのではないかと思いますが、
リアルタバコと同じ価格体系でリキッドの価格が据え置きなのであれば、移行が進むと踏んでいるのでしょうか。
また日本での規制はどうなるのか、今後の動向に注目が高まります。
こうした規制に怯えることないよう
とっととリアルタバコもVAPEも禁煙できる人が、一番の勝ち組かもしれませんが・・・・・・