ハロー、ベイパー。
コンビニは薬局で電子タバコをみかけることが当たり前になりましたね。
ほんの数年前までは使っている人の方が珍しかったですが、今や日常の一コマとして浸透しつつあります。
増えてきた印象がありますが、実際に市場は拡大しているのでしょうか?
検証してみました。
電子タバコ市場は拡大傾向
英調査会社ユーロモニター調べによると、電子タバコ市場は2014年に80億ドルだったものが、2010年からの5年間で8倍に拡大、さらに2020年には、2010年比で約20倍に拡大する見通しとの報告もあります。
数字を見ると、いかに短期間でシェアを伸ばしているかがわかりますね。
物が売れない時代と言われている現代において、珍しいアイテムなのではないでしょうか。
電子タバコが普及した背景には、紙巻きタバコに寄る健康への悪影響の懸念から、セレブ層や若者に電子タバコが支持されていることがあげられます。
2018年8月には、大都市・東京でVAPEの大規模な展示会である「VAPE FES JAPAN 2018」が開催することも決定しているのです。
勢いがありますよね!
国内のドラッグストアチェーンは、毎年「ドラックストアショー」というアジア最大級規模のヘルス&ビューティケア関連商品展示会を実施していますが、VAPEなどの電子タバコもいずれはドラックストアショー並みに大きな展示会を定期的に開催するようになるかもしれません。
非喫煙層の電子タバコへの理解を深めることの必要性
電子タバコが世界的に普及していることは事実ですが、その存在を知らないという人もまだまだ多いです。
中には、紙巻きタバコと同じものという誤解をしている人もいます。
喫煙所について考えてみても、電子タバコ専用の喫煙所も徐々に数を増やしてはいますが、一般の商業施設などでは、紙巻きタバコユーザーも電子タバコユーザーも同じ喫煙所を求められることが少なくないのです。
電子タバコは、紙巻きタバコのようにニコチンやタールなどの有害物質を含まない健康に配慮されたアイテムが数多くあります。
せっかく健康に気を遣っているのに、電子タバコに対する理解が不十分なことから紙巻きタバコを同じ扱いを受けるというのは、残念です。
今後も、電子タバコ市場は拡大していく可能性が高いですから、非喫煙層に対しても電子タバコへの理解度を深めてもらうように対策を講じていくことが効果的でしょう。