ハロー、ベイパー。
電子タバコユーザーの中には賃貸物件に住んでいる人もいますよね。
実は、紙巻きタバコを賃貸物件で使っていると、退去時に多額のクリーニング費用などを請求されることがあります。
電子タバコの場合はどうなのか、まとめてみました。
賃貸で電子タバコを使うと退去時に費用を請求される?
賃貸の部屋の中で紙巻きタバコを吸うと、退去時に多額の原状回復費用を請求されることがあります。
実は、以前は国土交通省が定める原状回復ガイドラインは「”極度の”たばこのヤニ汚れは入居者負担」とされていました。
しかし、このガイドラインが改定され、現在では「極度の」という部分が削除されています。
そのため、たばこのヤニ汚れに関する入居者負担になることが増えているので注意が必要です。
電子タバコの場合はどうでしょうか?
ヤニ汚れは、たばこに含まれているタールが原因で生じます。
VAPEのような一般的な電子タバコにはタールが含まれていないので、退去時に費用を請求される可能性は低いでしょう。
ICOSやglowなどの加熱式電子タバコも基本的には部屋にヤニ汚れはつかないとされています。
ただし賃貸に入居していて不安があるなら、ヤニ汚れなどがつかないように部屋では吸わないようにする方法が無難です。
部屋にヤニ汚れを発見したら?
手軽にできる対策として、重曹を使う方法があります。
ヤニ汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹を使えば比較的簡単に落とすことが可能です。
重曹を10倍に薄めて霧吹きでヤニ汚れが気になる箇所にスプレーし、雑巾で拭き取ればOK。
重曹は100均やドラックストアで簡単に手に入ります。
セスキ炭酸ソーダを使う方法も有効です。
セスキ炭酸ソーダもアルカリ性であり、重曹よりもより強力に汚れを落としてくれます。
お湯で薄めて、霧吹きに入れて使用しましょう。
なお、ヤニ汚れを熱心に落としすぎて色むらが出来たり、壁を傷つけることがないように注意することも大切です。
必ずお湯で薄めて使用するようにして、強くこすりすぎないように気をつけましょう。
最初は目立たない箇所で試しに使用してから広範囲に使うことをおすすめします。
もっとも付いてしまったヤニ汚れを落とすことは大変なので、日頃から紙巻きタバコではなく電子タバコを利用するなど、ヤニ汚れがつかないように行動することが効果的です。
賃貸の場合いずれは退去する日が来ますので、退去時に負担がないようにしましょう。