ハロー、ベイパー。
沈没船から引き上げられた熟成したワインが高値で取引されることがありますよね。
電子タバコのリキッドもスティープされることで深みが増すという意見もあります。
今回は、リキッドのスティープについてまとめてみました。
スティープとは?
スティープとは、簡単に言うとリキッドを寝かせて熟成させることです。
メーカーによっては、あえてスティープをしてからリキッドを出荷することにこだわっているところもあります。
電子タバコは比較的新しいアイテムであることもあり、日々様々な工夫が手探りで進められています。
現在は、スティープは一般的な方法として浸透しているわけではありませんが、もしかしたら今後メジャーな方法となる可能性もあるのです。
リキッドのスティープを楽しむ方法は主に2つあります。
1つ目は、スティープされたリキッドを購入する方法です。
メーカーが管理してスティープしているので、確かな品質を期待できます。
2つ目は、自分でスティープさせる方法です。
キチンとして手順を踏めば、自宅でも安全にスティープを行うことができます。
スティープの正しいやり方
具体的な方法は次の通りです。
①リキッドのフタを開け、十分に空気に触れさせる
②しっかりフタを閉じる
③時間を作って、2日ごとに①と②を1週間程度繰り返す
もし急いでいる場合は次のような方法もあります。
①開封前にボトルをよく振る
②フタを開けて十分空気に触れさせる
③36度になるまで湯煎し、その後常温で冷ます
④①~③を2~3回繰り返し、2日程度寝かす
なお、リキッドは日光の影響を受けてしまうので、必ず冷暗所で行うようにしましょう。
また雑菌が入らないように、手を洗浄して清潔な状態で行うこともコツです。
味の変化を楽しむ
スティープをすることで、味がまろやかになることが多いです。
物によって、どのくらい寝かせるのがベストかは変わってきます。
余力がある人は、いろいろ試してみて味の変化を楽しむことがオススメです。
自分にとってのベストな期間が見つかると、電子タバコの美味しさがグッと増します。
フルーツ系のフレーバーのケミカル臭が苦手など、市販のリキッドに不満がある方も一手間加えてみると良いでしょう。
嗜好は一人ひとり違いますので、試行錯誤しながら自分にとって納得のできるやり方を見つけることがポイントです。
リキッドによってはスティープしないほうが美味しいものももちろんありますので、柔軟に対応しましょう。