ハロー、ベイパー。
eVic VTC Mini 、eVic VTwo Mini 、eVic VTwo等、
JoyetechがリリースしているMODにはファームウェアアップデートが可能な機種が多数ありますが、有志の作ったカスタムファームウェア が存在するのをご存知でしょうか。
今回は公式のファームウェアよりも機能が強化された、カスタムファームウェア”Clock Select”をご紹介させていただきます。（追記：ArcticFox、後半でご覧ください）
ざっと見ても最新ファームウェアで追加されたプリヒート（予熱）はもちろん、バッテリーインジケータに％表示が追加、
パフクリックに複数の機能を割り当てることができたり、
温度管理での時計表示に対応したり、VWモードにメモリ機能が追加されたりと非常に多機能なファームウェアとなっています。
またやや不評だったワッテージ表示（丸形アイコン）なども従来の表示に戻ります。やっぱり見た目はこっちのほうがイイです。
これが我が「VTC Mini」のファームウェアアプデだ…
「弱点は ない！」
⇒【MOD】稀代の小型MOD「Joyetech eVic VTwo Mini」レビュー【VTC Mini後継モデル】
⇒Joyetech eVIC-VTC MINI 75W with TRONレビュー#2「TRONアトマイザーについて」
⇒【新製品】コンパクトなJoyetech eVic VTC Dual 75W or 150W MOD【カバー交換で1本-2本バッテリーMOD切り替え可能！】
目次
対応機種
- eVic VTC Mini
- eVic VTC Dual（New)
- eVic VTwo Mini
- eVic VTwo
- eVic AIO
- eVic Basic
- eGrip II
- Cuboid
- Cuboid Mini
- Cuboid200
- Wismec Presa 75W
- Wismec Reuleaux RX75
- Wismec Reuleaux RX200S
- Wismec RX2/3
- Wismec Presa TC100W
- Wismec Reuleaux RXMini（NEW)
- Joyetech Cuboid 200（NEW)
- Wismec Reuleaux RX300（NEW)
機種がどんどん増えてる…
変更点、追加機能
- ステルスモード:
ステルスモードでいくつかの表示が追加されています。
バッテリー充電中はステルスモードだと画面が表示されません。USBケーブルを接続した数秒間のみ表示されます。キーがロックされている場合はキーロック/ロック解除画面は黒い画面になります。ステルスOnに設定した場合、ステルスON/OFF画面は黒い画面になります。 - 右 (+)と左 (-)ボタン機能:
数値の編集中のスピードが項目の最後に近づくにつれ高速化しています。また省電力機能中にプラスマイナスボタンを押しても画面が復帰しなくなっています。（誤動作防止） - 温度管理機能での温度設定：
温度管理機能の設定時 °Cと°Fはサイクルしなくなります。インターフェイスメニューから;°Cと°Fを切り替えます。標準は℃です。温度設定は＋1℃ごと、あるいは +/-5 °Fずつ変更されます。 - パフボタンの複数クリック割当:
2,3,4回のクリックにいくつかの機能を割当できます
10回でボードの温度、20回でファームウェアバージョンの確認。 - コイルメモリー:
POWERモードで本体は抵抗値（10個の異なる数値）を記憶します。（SMARTモードのように）タンクを交換する場合などにMODは自動的に以前のその特定の抵抗値・電源設定を適用します。コイルメモリーの項目ですべての記憶を消去可能です。 - SS316温度管理:
TEMP SSモードのTCR値が変更されました。 - メニュー:
メニュー（設定画面）はパフと右（+)ボタンを同時押しで移動します。
メイン画面
ダブルクリック
時計の表示・非表示を切り替え。
第3の情報ライン
バッテリー電圧（V)、アトマイザー電圧（V)、基盤温度、リアルタイムクロック、リアルタイム抵抗値、ml/日の推定値（実験中）
を表示させられます。
メニュー
パフスイッチ＋右ボタン（+）を同時押しでメニューに移行できます。
- 同じ操作をするとメニュー画面から抜けます。
- サブメニューにいる時、右ボタン(+)＋左ボタン（-)を同時押しで、親メニューに戻ります。
スクリーン（Screen)
Contrast(コントラスト）…液晶の輝度を設定（デフォルトは17％）
その他多数の項目はあるため説明は割愛。
ベースファームウェア
3.03
使い方・ファームウェア適用方法
- オフィシャルファームウェアアップデータでbin/myevic_enc.binをアップロードする （画像赤枠の部分をクリック）
- evic-usb で bin/myevic.binを復号化してMODに適用。コマンドライン
evic-usb upload -u bin/myevic.bin - NFirmwareEditorか FWUpdaterでファームウェアをアップデート
一番簡単なのは公式（オフィシャル）ファームウェアアップデータを使う方法(上画像）。これで問題なくVTwo Miniはアップデートできました。
手順1.英語のDLサイトでDownload押す
手順2. Joyetech公式でファームウェアアップデート落とす
手順3.USBでVTC本体をPCにつなげる
手順4.ファームウェアアップデータ起動
手順5.「Update」ボタン押す⇒myevic_enc.binを探す、開くを押す
手順6.アップデート完了
※なお、カスタムファームウェアですので、メーカーの意図していない動作等での問題発生の原因になる可能性があります。自己責任でご利用ください。
原文と説明
https://github.com/ClockSelect/myevic/blob/master/README.md（英語）
動画
追記：Eleaf iStick Picoほかに対応した最強CFM（カスタムファームウェア）「ArcticFox」
機能が多すぎて、Clock Selectよりもさらにパワーアップしたカスタムファームウェア、ArcticFox。
2024年11月現在も更新は続行中です
2024年11月現在対応機種一覧
Joyetech:
- VTC Mini, VTC Dual, VTwo Mini, VTwo, AIO, Basic;
- Primo, Primo 2.0, Primo Mini, Primo Mini SE;
- eGrip II / Light;
- Cuboid, Cuboid Mini, Cuboid 200;
Wismec:
- Presa TC75W, Presa TC100W;
- RX75, RX200, RX200S, RX300, RX2/3, RXmini, RX GEN3, RX 20700, RX 21700;
- Sinuous P80, Predator;
Eleaf:
- iStick TC100W, iStick TC200W, iStick QC 200W, iStick Power 80W, iStick Tria;
- Pico 75W, Pico Mega, Pico Dual, Pico RDTA, Pico 25, iStick Pico 21700;
- Aster, Elitar Pipe, iKonn220;
Co-branding:
- Vaporflask: Classic, Lite, Stout;
- Beyondvape Centurion;
- La Petite Box;
- Vapor Shark SwitchBox RX;
の機種に対応済み。Avatar RCアダプターを使ったパワーバンク機能や、プリヒート機能、時計表示をはじめ、様々なカスタマイズに対応した最強ファームウェアです。
Windows用コンフィギュレーションツールを使って（NFE Toolbox)、様々なカスタマイズをPC上で行うことができます。
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