ハロー、ベイパー。
今回、スクリューレスで簡単にビルドが楽しめるYoude UDのRTAである
「Youde UD Ez RTAアトマイザータンク」レビューとなります。
シングル/デュアルの両ビルド対応かつ、ジュースフローコントロールありということで、前々から気になっていたRTAの一つでした。
UDといえばゴブリンミニシリーズでアトマイザーの性能には定評がありますから、使用前から期待感があります。それでは実際に見ていきましょう。
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目次
Youde UD Ez RTAアトマイザータンクスペック
-スクリューレスポスト
-4ml ジュース容量
-ダブル5.8*2.6mm "U" エアー吸入RBAデッキ
-16mm RBAデッキ(4つのジュースフローコントロールホール)
-3mmポストホール(複数のクラプトンコイル対応)
-トップフィル
-シングル/デュアルコイル対応
-510スレッド接続
-22mm幅
同梱物
1x EZ RTAアトマイザー本体
7x Oリング
1x アクセサリバッグ
開けてみた
Ez!のロゴ。なんとなくパチ○ン臭がするのは仕様ですかね。中華オーセン。自分は気にならないけど。UDはパッケージデザインにあまりこだわりがないというか、センスがないというか。
なんか張ってみたくなった。悪意はありません(笑)ゲ○以下のにおいなんてしないですよ!
背面。スペックなど。
タンク本体。質感はそれなり。
すっごいコイルがついてくるよ!
標準でパッケージにものすごくたくさんコイルがついてきます。ステンレスコイルからクラプトンまで。ウィッキングまで済まされているので、ユーザーは購入したらすぐにビルドが楽しめる設計。
簡単マニュアルもついてきますが、英語ですしあまり参考にならないかも。
デッキ部分とタンク全体。ロゴについては賛否両論ありそうです。
ポジティブピン、調整可能。やや出っ張ってますが、まぁメカで使う人はいないでしょう。。。?
パーツ分解。AFCリングがとれちゃうのが個人的にはネックです。
ドリップチップは510です。タンク部分も全部取れそうですが、毎度ながら日常使いでは外さず洗浄でOKかと。
使ってみた
シングルコイルビルド
Ezデッキ。上部の2つの部品を引き起こすと、下にあるホール(コイルを通す部分)が空く仕組みです。ここにコイルを通す。
引き起こしたところ。ホールが空きます。
コイルを通す!簡単
ビルド台やMODに固定して作業します。
付属コイルは、コイルの足の部分がちょうどいいサイズにカットされています。ホールに通します。
通し終わったところ。特に足のカットも必要ないのと、エアフローの位置ともバッチリ合うので、コイルビルド初心者にはこれ、最高に良いですね。
マイクロじゃなくてスペースドにしたかったので自分で巻きなおし
自分で巻いてもそんなに難しくないです。巻いて、通して、上の部品で固定するだけ。ドライバーなど工具が必要ないので、ビルドが楽しくなりますね。
コットン通す。
シングルコイルなら、シングルコイルオプションで片方のホールをふさぎます。(右側部品)
コットンを通したら、コットン固定リングを▽のマークのところで固定。
終わったらタンクを組みなおします。
エアフローリングをつけていない状態。△マークのところを左右に動かすとジュースフローが調整できます。
味は濃厚!ありだ!
MODにつけて吸ってみました。20W~25W。シングルコイル0.7オーム。
ドローが軽すぎず重すぎずで、個人的に好みの部類。やや重め、という表現が正しいかな。
味も濃厚で、しっかりと出てくれています。ただ、ウィッキングが不十分だったのかややエアフローからヨダレが垂れてきますね。コットンホールを十分コットンで塞がないと、漏れとの格闘はありそうです。
これはボトムエアフロー宿命ですけども。
総評
よかった点
- ドライバー・工具レス!
- 簡単ビルド
- シングル/デュアル両対応
- ジュースフローコントロール
- フレーバー重視
- ドロー重め
悪かった点
- ウィッキング慣れ必要
- リーク注意
- AFCリングが外れてしまう
こんな人におすすめ
- ビルド始めたい人
- けど難しいの嫌いな人
ポストホールがドライバーレスで、UD純正のコイル+コットンキットを使うと簡単にビルドできるタンクです。
初心者向けですが、コットンウィッキングをミスると割と漏れやすいのは、ボトムエアフローの宿命で、ここにはややコツが必要な模様。(コットンが多すぎてもダメです)
味もそこそこ出てくれて、ジュースフローコントロールもついているので、Wotofo Serpent MiniとかSerpent好きな人なら合いそう。
さすがUDといったところでしょうか。個人的にはシングルコイルに割り切ってフレーバー重視、にしてもよかったんじゃないかなと。美味しいですから。世界的にはデュアルの爆煙需要を逃がしたくないんでしょうけどねぇ。
一方、エアフローコントロールリングがMODに固定しながらだとかなり動かしづらく、エアー調整はMOD本体から外して行う必要があったり、
ウィッキング固定リングの調整も、構造を少しわかってないと使いづらかったり、マイナスポイントもなくはないですが、
味もかなり出ますし、初めの一台として買うRTAで考えるならば、
及第点は余裕でクリアしているアトマイザーと言えるでしょう。
この1台でシングル~デュアルコイルまで簡単に楽しめます。
初心者さんのステップアップRTAとしておすすめできます。
Ezタンクっていう名前からどうしてもガンダムEz-8(RX-79G)を思い出すガノタは僕だけでいいです。
※メインで使ってるSerpent RTAとどっちが上か?って聞かれると、現時点ではビルド面倒だけど、ややSerpentに軍配があがるかなぁ。理由はフレーバーの出方。Serpentのほうが同じセッティングのコイルでも味が濃密に出る感じですが、味が気のせいだとしても、AFCリングや全体的な質感、コットンウィッキングのしやすさなんかがSerpentのほうが上ですね。
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