ハロー、ベイパー。
現在僕が常用しているRTAであるGEEKVAPEのAMMIT RTA。こちらはシングルコイル専用のモデルだったのですが、
そのデュアルコイルをまけるマイナーチェンジバージョン「GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTA」がGeekvape様より届きましたので、レビューさせていただきます。
ポストレスデッキ、25mm幅、シングル/デュアルコイル対応、タンクも3mlと6mlが切り替えできるなど、着実なブラッシュアップがされたマイナーチェンジ、
はたしてこのRTAは本家AMMIT RTAを超えられるのでしょうか。
※サンプル版(Free Sample)のため、製品版とは仕様が異なる可能性があります。
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目次
GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTAスペック
ドリップチップ高さ: 7mm
ドリップチップ幅: 15mm
高さ: 40.9mm
外径: 27mm
ベース外径: 25mm
タンク容量: 3ml/ 6ml
-トップフィル
-デュアル/シングルコイルビルド
-2種類のジュース容量(3ml/6ml)
-改善された4方向からのエアフロー(ボトムおよびサイド)
-20mmのポストレスビルドデッキ
同梱物
1x AMMITデュアルコイルRTA
1x 3mlガラスチューブ
1x 6mlガラスチューブ
1x ユーザーマニュアル
1x アクセサリーバッグ(Oリング アレンキー、510アダプタ)
GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTA開けてみた
最近はFree Sample(フリーサンプル)版が届きます。レビュアー用で、製品版ではブラッシュアップされたり、問題点が解消されて登場することがあります。
色々英語で説明書きがある裏面。
箱の中。やっぱ25mmはデカイ。
ガラスタンク。タンクが2個あるのが気になりますが、これは3ml版と6ml版です。6mlにする場合は付属アダプタをかまして伸ばします。
タンク全体。ワイドボアでウルテム?でしたっけ。樹脂の高級感あるドリチが標準です。
違う角度から。AMMIT(アメミット)の後継作品を示すブランドロゴが入ってます。
ジュースフローコントロールです。ビルドの時に解説しますが、AMMIT RTAから改善されてウィッキングを直接下すタイプに変えられています。
やはり前作の「置いておくだけウィッキング」あれは不評だったんでしょうかね。負圧で漏れてたりしましたし。
ポジティブピンはフルアジャスタブルで調整が可能です。
デッキ固定とは別に510コンタクト(ポジティブピン)が取り外せるようになってます。ハイブリッドメカニカルでも一応使えますね。
基本、テクニカルMODで使うRTAだとは思いますけども。
ドリップチップ部分。硬くて取り外しできませんでした…。(メーカーに質問中)
⇒裏側からリキッドをたらして、滑りをよくすればかなり硬いですが取り外せます。
ウルテム?のワイドボアドリチ硬すぎィ!取り外ししてしまえば、付属の510DTアダプタで…
このとおり510DTも使用可能でした。うまうまなデュアルコイルRTAが使えるわけですな!
ガラスタンクはやや改悪か
タンクの改悪点、ガラスタンク自体がデッキと固定されておらずOリング固定なので、トップフィルからのジュースチャージ時は気を付けないと漏れますよ。
なお、写真は6mlタンクを取り付けてみたところ。6mlにする場合は、デッキの上部にエクステンダー(伸長アダプタ)を付けて、全長を伸ばしてあげる必要があります。
全体パーツ。上2つは、6mlタンク用アダプタと510ドリップチップ用アダプタです。
ポストレスデッキ!
AMMIT RTAからの大きな変更の一つ、ポストレスデッキです。ビルドの自由度がかなりあります。
クリック感のあるエアフローホール。
オプションパーツ入れです。510アダプタもここに入ってました。シングルビルド用の樹脂パーツも入ってますね。
GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTA使ってみた
さっそくデッキをはずしてビルドしていきます。デュアルコイルRTAですので、デュアルコイル、カンタル26AWG、内径3mm、10巻0.6オーム前後を狙います。
AMMIT RTAと同じで、デュアルコイルRTAも、デッキの開け閉めは少しコツがいります。スルスルと回るポイントを探さずに無理やり閉めたり開けたりすると、
デッキが固着して外すのが大変になりますので、少し注意が必要です。
デッキはAMMIT RTAと変わり、プラスネジからマイナスネジになりました。
ポストレスデッキのため、コイル足をうまいこと長さを調整、コイルの形にこだわる方はコイル足をきれいに折り曲げてビルドするとよいでしょう。
僕はメンドかったのでそのまま足をストレートで巻きました。
1本目を巻き終えて計測。1.2オーム。順調です。
2本目です。1本目と高さを合わせたいので足のサイズ調整に少し苦戦しました。
2本巻いて0.59~0.6オームでほぼ狙い通りです。
ポストレスビルドについては賛否両論ありそうですね。初心者向けではないと感じています。永遠の初心者である僕には少しハードルが高くなってしまった感じがしました。
前作のAMMIT RTAがプラスドライバー1本でビルドできて、ポストに通すだけでよかったので、、、。
コットンウィッキングはAMMIT RTAよりやりやすく
ケンドーコットンゴールドを入れてみました。
カットして…
ジュースをたらして、コットンの先端もジュースコントロールに入れました。この部分はある程度余裕を残してウィッキングすればいいのか、
それともジュースホールはふさいでしまったほうがいいのか、コットンの量や気密とも関係してくるので、使いながら運用していって慣れるしかないかも。
今のところ、これくらいの(先端を少しだけジュースホールに出す)ウィッキングで漏れはありません。
ただし、ジュースホールとデッキは前作と違ってガバっと開いている構造になってますから、あまりスカスカのウィッキングですと盛大に漏れる可能性があるので、
そこは注意ですね。
味は優秀!ワイドボアでも味が出る
実際に吸ってみました。エアフローの気密性は高く、完全に密閉するとまったく吸えないほど。ここはGeekvapeの精度の高さを証明している点ですね。
またフレーバーについても、かなり出てくれます。デュアルコイルかつ、510アダプタ使わずにでしたが、3Dエアフローのおかげなのか、再現性が相当高いです。
AMMITの構成でデュアルコイルを使いたかった人には、いいですゾ。
510アダプタでドリップチップ変えたらもっと味出るでしょうね。
GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTA総評
よかった点
- ポストレスデッキ
- デュアル/シングルビルド対応
- 25mm幅
- 3ml/6mlタンク
- 予備タンク2つでお得気分!
- フレーバーよし
- 3Dエアフローによる独特の味わい
- エアフロー気密性高い
- ドロー軽い
- 510DT使用可能
悪かった点
- 25mmはシングルMODからたいていはみ出す(MODを選ぶ)
- 標準ドリチはやはりスカスカ
- タンクが固定されていないのが嫌い
- ウルテムDTが硬すぎる、、
- ポストレスデッキは賛否両論か
こんな人におすすめ
- AMMIT RTAでは煙量が物足りなかった人
- フレーバーチェイサー
- クラウドチェイサー
- ビルドに慣れた人向け
全体的にAMMIT RTAと同等かそれ以上ではあります。クリック感のあるエアフローも引き継がれています。
フレーバーについてはこのクラスの25mmタンクとしては最上クラスと、単純比較で思います。個人的にはワイドボアは敬遠しているので、ドリップチップを変えた時が真価ですね。
個人的に気に入ったのは通常こういったRTAのガラスタンク予備は1つだけなのですが、6mlパーツが別についているため、
合計で2個の予備ガラス(容量は違いますが)がついている点。気に入ってタンクを使っていると意外と、タンクってふとしたときに割ってしまうので、予備の部品はあるに越したことないんですよね。
残念なのはやはり25mmという、AMMITの良かった点である22mmから大幅なサイズアップをしてしまったことに尽きます。これですとPicoに乗らないので、それで購入をためらう方は多いでしょう。
まあ510ヒートシンクをつければ取り付け自体は可能なので、そこまで気にするものでもないんですが、、ね。(実は)
やや不細工ですが使えます。
ポストレスデッキについてはビルドの項で軽く触れましたが、慣れるまで、あるいはコツをつかむまでは少し苦戦するのではないでしょうか。
少なくとも初心者にいきなりこのデッキを勧められるか、というと答えはNOですね。
総じてAMMIT RTAではどうも煙量が物足りない、そしてワイドボアだけど味ももっと出したい!という欲張りなあなたにぴったりのアトマイザーと言えるでしょう。
買いかどうかなら買いですね。自分もクラウドチェイス用に1個持っておいてもいいかな、と思いました。AMMIT RTAを買った後に、これを買うというのが正しい順番、かも。
(追記)
なおタンク固定方式ですが、Geekvapeの製造の最終段階において、トップキャップとタンクを固定式にする可能性が出てきました!
製品版ではガラスタンクの固定方式が変更されるかもしれません。
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GEEKVAPE AMMIT デュアルコイルRTA Everzon
Geek Vape Ammit Dual Coil RTA 3AVAPE
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Geekvape Ammit RTA Dual Coil Version with 3ml GearBest
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