ハロー、ベイパー。
気になったアイテムやトレンドは何に先駆けても追いたい僕です。
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で、フレーバーチェイス用RTAとして「The Hurricane」を見せてもらったのですが、これにワイ、感服しちゃいまして。
さっそく帰ってから購入してしまったのですよ! アレを!!
#いけないね、夜の魔物って。怖い。
そう。スイス製の高級オーセンティックRTAであるE-Phoenix「The Hurricane V2」ハリケーンV2 スイス製RTAをね!!
わーぱちぱち!
このRTAは、スイスメーカー E-PhonenixのThe Hurricane RTAの後継モデルです。前作は容量3.5mlのフレーバーチェイスRTAとして市場で多大なる評価を受けたモデルだったのですが、
タンク容量が2mlへとダウン、そしてタンクがポリカーボネイトからガラスに変更になっているのが大きな違いです。※見た目の高級感も増しているかも。持っていないのであまり比較ができずスイマセン。
とうとう来るところまできた感のある高級RTAの本機ですが、巷の評判もすこぶるよく、フレーバーならこれじゃないか?と自分もあたりを付けて購入に踏み切ったわけです。
スイスといえばスイス製時計など、職人さんの国として有名ですから、その品質にかなり期待しております!!
目次
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E-Phoenix「The Hurricane V2」 RTA スペック
メーカー名
E-Phoenix
商品名
The Hurricane V2
セット内容
●The Hurricane V2
●Mini Hurricap
●予備Oリング
特徴
●RTA タンク方式
●容量:2.0ml
●直径:22.5mm
●高さ: 47.5mm (ドリップチップを含まない)
●3モードデッキ
●エアフロー調整機能付き
●トップフィル
●SS製
●タンク:Pyrex / PMMA
●510接続
●PEEKインシュレーター(絶縁パーツ)
●MADE IN スイス
エアフローパーツ:2mm(オプション)、5mm(標準装備)/3mmはオプション販売
保証期間
初期不良のみ商品到着後から1週間以内
生産国
スイス
備考
セットアップ方法
セットアップの仕方ですが、普通のRTAのセッティングのやり方とおなじです。
シングルコイルが基本となりますので、まずはシングルセッティングでお楽しみ下さい。
※この商品に関しまして返品交換は致しません
※この商品はクローンではありません
商品パラメーター
●オススメ度★★★★★
●人気度 ★★★★★
●性能 ★★★★
●デザイン性★★★★★
●初心者向き★
●総合評価 ★★★★★
E-Phoenix「The Hurricane V2」開けてみた
うーむ、箱は前回Kayfun 5より高級感あるタイプになりましたね。ちっちゃいですが。これは好きなタイプです。マット感があって。しっかりしてます。
箱あけました。ベルキャップが付属しています。そしておわしますHurricane V2!!!かっこEEEEE!
出してみました。なんでしょうね、材質・質感はそこまで廉価なものと違いは判らないんですが、全体的にメカチックな感じと、ゴテゴテしさが僕は好きですね。
横から。ゴテゴテしてていいなぁ、いい感じやで!なおパーツは細かくスルスルと分解できます。これも売り。
付属品のエアードローパーツ。2mmがついていました。
オプションで3mm、最初から取り付けられているのは5mmのものです。
ドリップチップ。割とボアな感じなので確実に換装しちゃいますけど、これはこれで美味しかったです。
決して正確とはいえないデジタルメーターでドリチ内径計測。6.4mm-6.5mmくらい?(いつも使ってるのは2.5mm)
22.5mmがサイズなんですが、多分メーターがおかしいか、僕の計測がおかしいんだと思います。まぁ誤差。
アトマ単体の重量は84.42gでした。まあ平均的な重量でしょうか。
E-Phoenixのロゴがしぶい。そしてThe Hurricane V2は、エアフローが片側にしかついていないんですね。デュアルホールではないのです。
E-Phoenix「The Hurricane V2」使ってみた
まずは分解!
ビルドする前に、まずはアトマを分解してみました。
とりあえず左からデッキ、そしてデッキキャップ2つ、タンク本体(中央)、リキッドチャージポートのリング(右上)、ドリップチップです。
デッキ自体はサブタンクとかTOPTANKのキャップ式と近いですね、ネジにくるくるコイルを回すのもKangerのあれを思い出しました。
さらにタンクを分解するとこんな感じ。デッキもネジで回すと外すことができます。(コンタクトピンで固定されています)
シングルコイルビルド・マイクロ 2.5mm内径 0.6オーム(エアーパーツ5mm)
普段はマイクロばっかりですが、スペースドの良さも勉強しようと思って、裏でちょこちょこ巻いてるわけですが、ハリケーンV2にははたしてどちらのビルドが合うんでしょうか。
やってみよう。巻いてみよう!
まずはエアーパーツを標準のもので、カンタル24G、マイクロ2.5mmでビルドしていきます。
【リキッド】Select Reserve「Buffalo Bill」「Sitting Bull」とカンタルワイヤー「Vaportech vapowire Kanthal A1」のオーセン!【セレクトリザーブ前半】で使用したvapowireのカンタル”オーセン”ワイヤー!!
でもこの後めちゃくちゃバイーン、、した。。(悲)
デッキのネジは大きくて、巻き込むにはやりやすいサイズです。ただ、きちんと巻き込みをしないと
そしてここが重要ですが、他レビューやマニュアルにも記載があるように、コイルは正方向でなく、逆方向に巻いて作ってください。そうすると足がそのままストレートにネジにくるので
非常にビルドしやすいです。
どうもエアーホールになるべくコイルを近づけようという意図があるようですね。
コットンは通したら、一度上に巻き上げます。適宜カット、してジュースホールにかぶるようにしますが、あまりかぶりすぎると、タンクパーツと干渉しますので少し神経を使います。
蓋を閉めたら出来上がりです。この直前にリキッドをたらして、コットンにジュースを十分湿らせておきます。
タンクを締めるときも精度が良いのでスルスル~~っとデッキにタンクが収まっていきます。これはさすがだなぁといわざるを得ないっす。
吸ってみた。割とクラウド傾向?おいしいけどね!
さっそく吸ってみましたが、味はかなり出てくれてます。
というよりクラウド量が多い。ドローも思ったよりはスカスカ気味でした。もっとMTLかなと思ってたんですが、エアーはかなり絞って使うことになりそうです。
しかし感覚としてはAmmitで味わった「うめぇぇぇ」のミストが押し寄せてくる感じなのと、
あちらと違うのは優秀なジュースフローコントロール。ほしい時にきちんと供給してくれて、締めたら漏れないという当たり前のことがきちんと実現できていると思います。
※ただ、コットンワークが僕もうまいとは言えないので、コットンワークやコットンの種類によっては漏れもあるようです。
シングルコイルビルド・マイクロ 3mm内径 0.6オーム(エアーパーツ2mm)
エアーパーツを5mmから2mmのオプションに変えて、より濃厚なフレーバーを狙ってみました。
ちょっと吸った後のデッキ。
オプションのパーツに換装していきます。ポジティブピンを抑えながら、デッキの(金色の)部分を左回しすると外れてくれます。
外した状態。デッキの左側の部分を上に引き抜けます。
交換しました。さらにエアー径が細まったことで、濃縮されたミストを期待したいところ。
マイクロまきまき~。
抵抗値0.67オーム。
さらにエアー径を狭めたことで、味は「思ったより濃縮されなかった」というのが率直な感想ですが、標準タイプのものよりもドローは狭まり、
フレーバーの味の質は向上したように感じました。
短時間ではわからない部分もあるので、しばらくこれで吸ってみて、必要ならまた追記していきたいと思います。
追記1.公式Facebookページによる推奨ビルド例
やっぱりマイクロコイルかな。コットンはもふもふにして、あまり中央によりすぎないようにするのがポイントかなと。
Kayfun V5がまったりチューチューMTLなら・・
スペースドコイルなどでいろいろビルドを試してみたんですが、MTL感が強すぎるかつ、ダイレクトなミストが味わえないと感じてKayfun V5の味の出方には
正直あまり満足していなかった(現在も追及中で、やや評価がかわり、これはこれでアリ。)のです。
あちらは「まったり」「もったり」味が出る感じで。チューチュー感が強すぎるので、僕には合わなかった。
どうも僕はデュアルや爆煙ほどのアトマは合わないけれど、MTLとクラウドのバランスが良いアトマが好きみたいです。
The Hurricane V2に関して言えば「素直に」「力強く」「濃厚な」ミストが生成される感じ。独特のエアフロー構造と、お好みのドローにパーツを変更できるのも魅力になっています。
ハリケーンの名前は伊達じゃない、エアーをくるくる巻き込んでいるかのような音が、ミストを生成してくれます。割とドローは軽めの傾向です。
Ammit RTAではあまりできなかったエアフロー(ドロー)の細かな調整ができることと、特殊なサイクロン構造?によるフレーバーが、味を際立たせているんですかね。
まぁ難しいことは分かりませんが、ウマイっす。
ちなみにエアー全開にすると相当ミストでます。僕はむせるしドロー重たいほうがいいので使いませんけど。
まだビルドも色々遊べそうですし、これからさらに研究を深めていきたいと思います!
オプションパーツ届きました!ベルキャップもつけてみます
速攻で購入したThe Hurricane V2のオプションパーツ。
トップキャップを平面にするものと、3mm内径のMTL用パーツです。2mmはどうもきつすぎて合わないかな?と思い始めたので。
まずはエアーインテークパーツを交換します。
真ん中が今回交換する3mm径のもの、右が標準の2mm。だいぶ穴の径が違うように感じられますね。
交換しました。
巻きました。吸ってみましたが、エアーの出方はこのほうが好きかも、3種類の中ではちょうどバランスが良くて、
実は3mmが一番いい説、、あるやもしれませぬ。
トップキャップリングもかっこいいなぁ。どちらも捨てがたい
標準とオプション。自己主張が控えめになりますね~。これはこれでいいぞ?
違う角度から。
うん、かっこいいですね、気分転換にいいかもしれないです。ただ個人的にですが「ロレックス感」が減る(スイス?)気がします(冗談ですw)
ベルキャップもつけてみた
初回レビューで前回つけなかったベルキャップに交換。
デメリットとしてジュースフローコントロールがつかえないので、ビルドでコットンワークを完璧にこなさないと、下のエアフローから駄々洩れ必死。
そこは注意ですね。ただ見た目はすっきり軽くなるので、こちらもアリでしょう。
The Hurricane V2 Oリング構成
ハリケーンV2のOリングはこうはめるらしいです。これは便利!!
E-Phoenix「The Hurricane V2」総評
メイド・イン・スイスってなんか「違う感」あるよね~。
よかった点
- フレーバーRTAの終着点のひとつ
- 標準ドリチでもそこそこおいしい
- スイス製らしい複雑な構造
- スイス製らしい高精度な造り
- パーツを細かく分解可能
- 2種類のエアーパーツ(2mm/5mm)で好みのドローに調整可(オプションで3mmもあり)
- クラウドとフレーバーの両立
- シングルコイルビルドで簡単
- サイクロンの名は伊達じゃない。
- とにかくかっけぇ。
- メイド・イン・スイス!!
悪かった点
- それなりにするお値段
- タンクサイズに対して容量2mlは少ない
- やや構造が複雑で全体的に習熟が必要
- ガラスタンクは外さないほうが良い(Oリングがゆるくてかむ場合あり)
- タンク取り付け状態でエアフローの調整がややしづらい
- 総合してビルドはちょっと面倒(気を遣う)かなぁ。
継続した味が出しづらい?洗浄しましょうすぐサイクロンって言っちゃう(僕だけ)
フレーバーRTAのゴール、それがE-Phoenix「The Hurricane V2」ハリケーンV2 スイス製RTAでした。
基本、ドローは軽めで爆煙傾向かつMTLもできるイメージのRTAです。
ヨーロッパ等規制でタンク容量が2mlになっているのが最大の弱点と思われますが、スイスの職人魂か、全体の造りも非常によく、そしてエアードローを2種類のパーツから切り替えられるのがメリット。
そしてほかにはないフレーバーの出方で、お値段は張りますがいろいろ試してみたけどRTAは一体何が良いのか?というときに「性能を求める」「味を追求」「ビルドを追求」して、価格を度外視するなら
最強といって過言ではないでしょう。
スイス時計とかスイスブランドが好きな方はもちろん、ブランドだけじゃなくその実力も本物ですから、フレーバーチェイサーの方なら必ずご満足いただける高級マスプロ製品かと思います。
もう本当、最大の問題点は高い!そして、ビルド少し面倒!ってところだけです!
コストパフォーマンスならAmmit RTAなのは万人に推奨できます(適当にビルドしてもおいしい)が、
よりビルドの道を究めたいとか、フレーバー性能をとことん追及ならE-Phoenix「The Hurricane V2」ハリケーンV2 スイス製RTAでばっちりですね!
コスパのAmmitか、ハイエンドのThe Hurricane V2か、迷いに迷いたいところ……。
さらにKayfun V5も、これはこれ、でアリなんじゃないかと思うようになり、迷いは真骨頂。「ビルド次第」かなあ?
お店で試飲できるなら一度は、0.6~1オーム前後のシングルビルドで
おいしいフレーバーを堪能していただきたい!もちろんドリップチップは細め・ロングで!(内径2.5mmを推奨) 割と標準のドリチでも美味しかったですけどね。
※こういうの買うの2個目なので、比較がAmmitで申し訳ございません。これと比較するならこれじゃろ!ってあればご指摘・コメントお待ちしております。
※なおスペースドやろうと思ったんですが、どの動画とかレビューみてもマイクロばっかりなので今回もマイクロのみで。スペースドの要望あればまたやってみます。
※1日ほど使ってみましたが、必要があれば随時追記していきます。⇒機械油がついてる可能性があるので、分解してお湯づけ推奨です。
こんな人におすすめ
- フレーバーチェイサー
- 中級~上級者向け
- ビルドを楽しみたい人
- メイドインスイスに価値を感じる人
さらにハイエンドの The Firebird Little PremiumなんてRTAもあるんですね……。驚愕ゥ!エングレービングまじパネえっす。
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