GeekVapeはGeekなVaperの心をくすぐる魅力的な製品を多数輩出しており、2015年~2016年初頭にかけて注目のVapeメーカーですが、
一部で人気を博しているAvocadoの24mmバージョンがリリースされるということで、早速サンプルを送っていただきました。⇒【RDTA】マイナーチェンジ版Geek Vape Avovado 24 RDTA 2021円~ - Vape JP
初代Avocadoはご縁がなく使ったことがないのですが、
形状としてはNectorとかゴブリンミニのようにデッキ下部にタンクがあるタイプ。漏れが少ないことが予想できます。
シングル・デュアルコイルビルド可能なのも高く評価できそうです。
それでは早速見ていきましょう。今回も提供はいつもおなじみVAPEユーザーに優しい海外VAPE卸ショップEverzonより。
提供元:Everzon社
ご提供ありがとうございます。
Thank you for your offer! Everzon…
目次
Avocado 24スペック
5ml タンク
ビルド簡単なベロシティデッキ
ヒンジでのロックフィルシステム
シングル・デュアルコイル両対応
2ドリップチップオプション
ポジティブピン調整可能銅メッキ
24mm径にしたことで最大5mlのタンク容量になったのが大きなポイントです。
個人的にGeekVapeのパッケージデザインとっても好き。なんだろう中二病心をくすぐるのかな?
見ていきます!
非常に高い質感。Tsunami RDAでもそうでしたがGeek Vapeはステンレススチールのクオリティが高い気がします。なおエアフローホールは3種類あり、シングル1つ、デュアル2穴、そして無段階調整の3種類。
エアフローを回すだけでドローがかなり変わります。
標準のドリップチップはワイドボアタイプですが、付属の510変換アダプタを取り付け、付属のステンレス510ドリチへと交換が可能です。親切。
筆記体のAvocadoの刻印がシンプルで美しい。
上から見た図。最初からシングルコイルオプションのスペーサーがついています。たぶん質感からいくと樹脂製。溶けないか少しだけ不安。
付属品は豊富にあり、標準のスリガラスタンクから透明タンクに変更も可能。なおタンクを外すにはまず調整可能ポジティブピンをはずして、デッキの片方を外して、とひと手間必要。
Oリング類と、510変換アダプタはドライバーの下のポリ袋に一式収納されています。(写真の銀色に見えるものが510アダプタ)
機械油が??要改善点
ここで少し残念なお知らせ。どうも油くさいなと思ってトップキャップを外すと、ぬめっとした機械油くさい液体が...。
Tsunami RDAやGriffin RTAでも機械油っぽかったのでこれは困りますね。
使用する前にはお湯でじゃばじゃば洗ってやると良いでしょう。
デッキに組んでいこう。もちろんシングルビルドで
デッキ内部のチャンバーはかなり広く、クラプトンも楽々できそうです。
またベロシティスタイルデッキなので、左右斜めの組み合わせ(別に斜めでなくてもよい)で簡単にコイルを組むことができます。初心者に優しいです。
リキッドのチャージはデッキ片側についているロックを回してはずしたところにある穴から。やや小さいですがスポイトでなくても普通のリキッドなら入れられましたので問題なさそう。
シングルコイルビルドの場合、まず最初からついているシングルコイルオプションのスペーサーを外します。
MODやビルド台に固定する前に、ネジを緩めておきましょう。このタイプはコイルジグ通すとコイルが通しづらいので、可能な方はフリーハンドで作業しても良いと思います。
ねじ回し、簡単。
ではいつもどおりSS316Lコイルで、26G/10Wrapいきます。0.5Ω前後狙いです。
ベロシティスタイルデッキは簡単にコイルワイヤーも通せます。
固定したら抵抗値計測。0.6と少しずれましたがまぁ許容範囲っす。適当っす。ドライバーン後、コイルの片側を切り落としてください。
コイルの整形が終わったら、シングルコイルオプションを取り付けます。これがやや硬くてなかなか入りませんが、片方ずつ押し込んでいくときちんと入りました。あまりカッチリは入らないようです。
なお、コットンはタンク内部まで垂らさなくても大丈夫です。
ケンドーベイプコットンを使用しました。浸透性が悪いので巻きなおした後はコットンにリキッドを垂らしておくとドライヒットしづらいと思いました。
ドローがきついほうが好みなので、エアフローは2穴(ぽっち1つのをデュアルで)試してみます。
スパー。
味もしっかり出ている!そして何より煙量がかなりある。
ワイドボアでなくても十分戦えます。
ドローを細かく調整できるのがこのAvocado 24の強い点ですね。
エアフローというと無段階調整のみとかが多いんですが、RDAとRTAのいいとこどりをしたようなRTAになっています。
iStick Picoには当然つかない。スペーサーほしい!
最初から分かっていましたが、iStick Picoは幅が1mmくらい出るので取り付けられません。Picoについたらまさに最高だったんですけどねぇ。
Avocadoノーマル持ってる人の大勝利。
iStick Picoについてはこちら⇒【MOD】VTC MiniやiPhoneより小さい!でもパワフルな手のひらサイズEleaf iStick Pico 75Wレビュー!【Mini Volt、Nugget超えなるか!?】
これ、スペーサーとか売っていたような気がするんですが、ちょっと調べても出てこなかったのご存知の方はぜひお教えください。
少しだけアトマイザーの高さを高くできればAvocado 24 RTAもiStick Picoでも使えると思うんですけどね。
仕方ないので現在サブ機でリキッドレビュー専門になっているVTC Miniさんにご足労願いました。かなりかっこいい!⇒Joyetech eVIC-VTC MINI 75W with TRONの本体レビュー
大きいんですが、長めのドリッパーと同じくらいのサイズなのでそこまで違和感がないです。むしろ小さいVTC Miniを映えさせるようにも感じます。
うーん。良く似合う。
VTC Miniの場合、わずかにModからはみ出しますが、本体がスクエア形状なのでカバーをつけていると上から見た場合以外はほぼ気になりません。
※個人の感想です。感じ方は人それぞれ。
Mod別の比較
最後に22㎜径のアトマを装着したiStick Picoと比較します。
ほぼほぼPico+Serpent RTAをつけたサイズと同じ長さに。
これでリキッド容量はSerpent RTAが4mlに対してAvocado 24は5mlですから、その差は歴然ですね。⇒【RTA】爆煙と味の両立アトマ!「Wotofo Serpent RTA」レビュー【追記 ...
総評
良かった点
- 3種類のエアホール
- フレーバー・ミスト量を細かく調整可能
- シングル・デュアルコイルオプション
- ワイドボア・510ドリップチップ
- 高い質感
悪かった点
- 機械油
- タンクまで分解しようとするとやや手間
Avocadoのタイプはあまり好んで使っていなかったのですが、
Avocado 24は爆煙からフレイバーチェイサーまで、シングルコイルとデュアルコイル、そして24mm径になることで大容量タンクとなり、
とはいえ長さのサイズは22mm径RTAとほぼ変わらないため、幅広いビルド用途に適しています。
特にシングルコイルでもエアーフローを調整することで爆煙はもちろん、
シングルコイルならではのフレイバーチェイスも十分に可能な仕様は、
ゲームチェンジャーといっても過言ではありません。
唯一最大残念だったのは、最近はやっている小型Mod、iStick Picoなど22mmまでのアトマイザー限定のタイプには取り付けられないことですね。
背が短くてタンク容量が大きいので、もしiStick Picoに取り付けられたら最高のRTAになったかもしれませんが……。
そういえばですが、デッキに蓋をはずしてアクセスできるので、ドリッパーとしても使えるんですねこれ。ジュースウェルが狭すぎるので、あくまでドリッパーライクとしてでしょうけど。
お、優秀じゃないかAvocado 24。RTAじゃなくてRDTAというのが正解か。
全体的には器用貧乏となるところを、すべての機能がうまく噛み合っており、Geekvapeの技術力の高さをうかがわせました。買って損なし。
GeekVapeがまた少し、好きになりました。
動画
購入
Geek Vape Avovado 24 RDTA 2021円~
iStick Pico 3192円~
Joyetech VTC Mini With Cubis 4072円~
Wotofo Serpent RTA 1954円~
※初回購入時はクーポンVAPEJP (かTENGA)でさらに5%オフ!めちゃ安い。