ハロー、ベイパー。
日本に限らず世界の喫煙事情は刻々と変化しています。
そんな中、アメリカのニューヨーク市で新しい条例案が提示されたようです。
詳しく見ていきましょう。
ニューヨークで提案された条例案
ニューヨークで、屋外での歩きタバコを禁じる条例案が2018年3月22日、市議会に提案された。ニューヨークではすでに、飲食店から公共施設まで、多くの人が集まる室内は完全禁煙が当たり前。一般市民の集まる公園や海岸など、公共性の高い屋外も禁煙だ。条例案が可決されれば、タバコを吸う場所がさらに狭まる。
条例案では、違反した場合50ドルの罰金を科す。ただ、外で立った状態で吸う「立ちタバコ」は禁じていない。
2018年3月現在はまだ可決されていない段階ですが、もし可決されたら、注意が必要ですね。
ニューヨークでタバコを吸いたくなったら、立ちタバコのみに限定されます。
吸う場所も少ないので、いっそのことニューヨーク市では吸わないと決めてしまう方が安全かもしれません。
日本人の中には誤解している人もいますが、アメリカは州ごとに独自の法律を作ることが可能です。
日本の都道府県とは違って、州ごとに独自の法律や憲法を持っています。
ある州ではOKでも、別の州に行ったら法律違反になる行為もあるのです。
ニューヨークに旅行に行った際は、注意したほうが良いでしょう。
ニューヨークは電子タバコに厳しい?
新たな条例はまだ提案の段階ですが、もし可決されれば電子タバコに適応される可能性が高いです。
実はニューヨーク市では、電子タバコであっても指定の場所以外での喫煙は罰金が科せられるようになっています。
「警官がそばにいなければ、ちょっとぐらい大丈夫かな・・・?」
と考えることはとても危険です。
ニューヨーカーに喫煙者は少ないので、周りの市民から厳しく批判されてしまう可能性があります。
もちろん、条例で禁止されている事項は破らないように注意しましょう。
なお、本来葉巻(シガー)を吸うシガーラウンジでは、一部タバコを許可しているところもあります。
一応知っておくといざという時に役に立つでしょう。
現代は情報の伝達が早いので、ニューヨーク市の事例で成功したり失敗したりしたことは、世界に広まります。
もし今後ニューヨーク市が、紙巻きタバコと電子タバコを分けて考えてくれるようになったら、ベイパーには心強いかもしれません。
今のところは、ニューヨーク市に旅行や出張に行った時に、どこなら吸えるか、またどんな吸い方はOKかをよく確認することをおすすめします。