ハロー、ベイパー。
世界で最も高い喫煙率を誇る国と言ったらどこを思い浮かべるでしょうか?
正解はインドネシア。男性のタバコの喫煙率な、なんと76.2%もあります。
半数以上が喫煙者というのは驚きですね。
果たして電子タバコは受け入れられているのか、調査してみました。
喫煙大国インドネシアの電子タバコ事情
WHO世界保健統計2016年版において、男性のタバコの喫煙率トップはインドネシアとされています。
喫煙率は驚異の76.2%を記録しました。
インドネシアでタバコと言えば、タバコ葉にクローブやその他香料を混ぜたクレテックというタバコが一般的です。
ある統計によれば、喫煙者の90%はクレテックを利用しているとも言われています。
電子タバコはどうなのでしょうか?
Vapour products have been growing in popularity across Indonesia, with vape cafes springing up in most major cities.
ソース:Indonesia plans giant vape tax as smoking rates remain high
要約すると、「電子タバコはインドネシアでも好評。ほとんどの主要都市には vapeカフェがある」とされています。
日本より寛容かもしれませんね。
ただし、急激な電子タバコの普及にインドネシア政府は警戒している模様です。
last November the trade minister complained that vaping could hurt the tobacco industry, and said vapers should go back to smoking.
政府の役人が電子タバコは従来のタバコ産業を傷つけるとして、ベイパーは従来の喫煙に戻るべきと言った、と書かれています。
役人の立場で戻るべきだと断言してしまうことは驚きですね。
しかし喫煙率の高さを見ても分かる通り、インドネシアにとって従来のタバコ産業は国の重要な資源となっています。
電子タバコの人気が爆発的に高まることに、懸念を表面するのも無理はないでしょう。
政府は課税を強化する方針も示しているようです。
ただし、あるバイパーは下記のように発言しています。
Vapers themselves are worried that the cost imposed by the tax will push many back towards smoking. “If they impose such high taxes, people who feel healthier after quitting conventional cigarettes like me could relapse,” said one.
ベイパーになったことで従来のタバコを吸っていたときより健康を感じている人にとって、課税が強化されて再び従来のタバコの戻ってしまう危険性があることは悩みの種であるようです。
政府が電子タバコを受け入れて、ベイパーにとってより過ごしやすい国になるといいですよね。