ハロー、ベイパー。
世界全体で禁煙・嫌煙・厭煙ともいえる状態は引き続き加速していくようです。
シンガポール、喫煙年齢１８歳から引き上げ １９年から段階的に移行 - SankeiBiz（サンケイビズ）によれば、
シンガポールは、２０１９年から２１年にかけて、段階的に喫煙年齢を引き上げる。たばこ法の改正案が１１月に同国議会を通過した。それによると、現在はたばこの購入・使用・販売・供給が認められているのは１８歳以上だが、この年齢を１９年１月に１９歳、２０年１月に２０歳、２１年１月には２１歳とする。喫煙率の低減が目的だ。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。
とのこと。
Vapeも基本的には喫煙とみなされるので、こういった喫煙関連の話題にはつい敏感になってしまいますね。
日本でもIQOS（アイコス）をはじめとする加熱式タバコの増税が、紙巻タバコと連動して行われていきそうですし、単なる嗜好品と言い切れないもやもやした部分のある”たばこ”が
今後どのような扱いになっていくのか、引き続き追いかけていきたいと思います。それはVAPEにも波及する可能性がありますからね。
ソース全文
同国のアムリン・アミン保健担当政務官は、引き上げの理由について、喫煙者の９５％が２１歳以下で、４５％が１８～２１歳で喫煙を開始しているという保健省のデータを挙げ、若者をたばこから遠ざけるのが狙いだと説明した。「喫煙開始年齢が早いほど、常習的な喫煙者になる確率が高く、後の禁煙も困難になる」としている。
また改正案では、電子たばこ、電子葉巻、電子パイプの購入と使用や所有も禁じる。たばこ法では、既にニコチンを含む液体を蒸発させて吸引するための電池式器具は販売・輸入・供給を禁じるとしており、さらに一歩進めた格好だ。
電子たばこなどは、たばこと比較して健康への影響が少ないとの説もある。しかし同政務官は、電子たばこのような模造品はニコチン依存につながる可能性があり、使用者がいずれたばこに移行する確率も高いとし、禁止が妥当との見解を示した。
シンガポールは、１９９０年代には喫煙率が１８％だったが、政府が規制強化に乗り出したため、ここ１０年間は１２～１４％で推移している。全面禁止も含む規制強化を訴える声も上がっているが、同政務官は「全面禁止は喫煙率が十分に下がってから」とした。
改正案の国会通過を受け、保健省や関税当局など関連省庁は今後、違法たばこの流入阻止に注力していく。また、保健省が中心となり、受動喫煙に関するガイドラインを作成するほか、コミュニティーにおける受動喫煙低減のための措置も講じる方針だ。（シンガポール支局）
VAPEに関しては喫煙可能年齢について、日本では明確な法規制がありません。が、メーカー、ショップ、Vaper自身らで自主的に”喫煙可能年齢＝20歳”までVAPEを吸わないでね、という努力義務を課しています。これは当然の動きですが、強制力がないため中には「吸ってもよい」と思う若者が出てくることも考えられます。
規制に縛られるのは嫌なものですが、健全なコミュニティや文化として熟成するためには、ある程度の規制はやむなしかなと思いますので、こういった報道を受けて、日本でも法規制のありかたや、規制の是非について議論が活発化すると良いでしょうね。
余談。僕の中のシンガポールはジョジョの奇妙な冒険第3部、ポルナレフ。
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