ハロー、ベイパー。
一昔前は、喫煙所がたくさんありましたが、現在はどんどん変わってきていますよね。
静岡県は、2018年に入ってから本庁舎内を全面禁煙にすることを決めたようです。
電子タバコは対象なのか?詳しく調べてみました。
静岡県庁のの庁舎内は全面禁煙
静岡県は2018年1月22日、4月1日から県庁の本庁舎内(静岡市葵区)を全面禁煙にすると発表した。現在、庁舎内にある10カ所の喫煙所は撤去する。県議会と県警本部も各2カ所の喫煙所を廃止する。
ソース:静岡新聞
健康増進法改正の影響もあって、官公庁などの屋内禁煙化は強化されていますね。
ただし、全面禁煙になったのは屋内であり、屋外の喫煙所は残すとされています。
4月から県庁本館屋上(平日午前7時半~午後9時)と青葉駐車場横(出入り自由)に新たに屋外喫煙所が設けられ、現在ある西館屋上の喫煙所とともに、庁舎外の3カ所では喫煙が可能になる。
3ヶ所もあるということは、静岡県庁を利用する人の中には、タバコを吸う人が少なくないのではないかと考えられます。
2020年の東京オリンピックに向けて健康増進法改正が進められていますが、喫煙者と非喫煙者双方が納得する形を、官公庁も模索しているのでしょうね。
電子タバコは対象?VAPEも?
県では、加熱式たばこや電子たばこといった類似品の喫煙者についても、屋外の喫煙所を利用するよう呼びかける。
加熱式タバコ(ICOSなど)も電子タバコ(VAPEなど)も、喫煙所を利用する呼びかけ対象となっています。
屋外ですが、加熱式タバコと電子タバコが一緒くたにされている点は、まだまだ電子タバコに関する理解が不十分なように思われます。
加熱式タバコ:少量のタバコ葉を熱して、ニコチン入りの水蒸気を吸引する
電子タバコ :液状のリキッドを熱し、ニコチン無しの蒸気を吸引する※
※リキッドがニコチン入りの場合は例外
電子タバコの良い点は、リキッドに気をつければニコチンなしの水蒸気を吸うことができるところです。
せっかくニコチンが含まれていないのに、加熱式タバコや紙巻きタバコと同じ喫煙所を利用してしまっては受動喫煙が心配と言えます。
電子タバコに関する理解がより進んで、早く電子タバコ専用の喫煙所が確保できると良いですね。
ただし、2018年4月以降は、誤解を避けるためにも静岡県庁では指定の場所以外で電子タバコの使用は控えたほうが良いでしょう。