ハロー、ベイパー。テクニカルとメカニカルあなたはどちら派ですか?うちはテクニカル派です。メカはかっこいいですけどね。テクニカルの魅力はなんといっても電池管理。(ただのずぼらと言われそう)ただし電池=>回路=>アトマイザーと経路があるため、ラグと呼ばれる反応速度が気になる部分があります。今回は反応速度が劇速のテクニカルBOX MOD VOOPOO DRAG157Wを一ヶ月使い倒してのレビューです。
提供
目次
スペック
電源:5-157W
バッテリー:18650デュアルバッテリー
サイズ(縦x横x幅):90mm x 54mm x 24mm
カラー:Black with white / Black with red
最低抵抗値(VW/TC):0.05オーム
最高抵抗値(VW/TC):3.0オーム/1.5オーム
モード:ワッテージモード、TCモード、バイパス、TCメモリモード、VWメモリモード(メモリモードはPC設定必要)
※2017/04/13付けのファームウェア(V1.0.0.1))に上げることによりボルテージモードが追加。
温度管理対応ワイヤ:SS316等、Ni200等、Ti、NC(NCはPC設定必要)
温度範囲:200-600℉/100-315℃
スレッド:510
充電ポート:MicroUSB
特徴:スーパーモード/反応速度(0.025秒)/32bit Geneチップ搭載
VOOPOO DRAG 157W 開けてみた
表はシンプル。裏には偽造防止スクラッチコードのステッカーが貼り付けてあります。
箱の中身一覧。
開閉不可のパネル側はカーボンのような模様が入っていて、今回提供された模様は黒に白が入ってます。黒に赤の模様のバージョンもあります。
ボタンは統一感をだして金属光沢のボタン。手触りもなかなかです。
510コネクタは20mmの円座です。0.3mm程度飛び出しています。コンタクトピンはスプリング式で調整不要です。
下側にはベントホールと思いきや、チップの冷却穴ですね。横側がマグネットで止まっているだけだからベントホールはなしっぽいです。電池からガス吹き出したときDRAGがトブんです。どんなシャレなんでしょうか。
開閉できるパネルに「ドーン」とDRAGが。イカツイ。
電池は18650デュアルバッテリー。+と-が記載されているので間違いないようにします。
電池はハイドレインタイプの同銘柄の同ロットの新品を使用します。異なるブランドのバッテリでも大丈夫と唄っていますがそこは「お約束」を守りましょう。
VOOPOO DRAG 157Wアトマイザー付けてみた
Wotofo SERPENT RDTA(22mm)(左)
Cthulfu GAIA RDTA(24mm)(右)
Van&Del Designed Soul S(22mm)(左)
UROBOROS MODS VERV(24mm)(右)
22mmと24mmのアトマイザを並べてみました。お気づきでしょうか、24mmだとデザインで角を削っているため飛び出しているように見えます。
実際には飛び出していないのですが。510の円座の部分だけでも24mmのままで削らないでほしかったですね。
もってみるとちょうどよい大きさです。人差し指が角っこになりますが持ちやすいです。
VOOPOO DRAG 157W使ってみた
使い方は以下の通りです。
・電源ON/OFF パプボタン5回クリック
・モード選択 パフボタン3回クリック
Wモード:ワッテージモード。1W刻みで5W-157Wまで。0.3オーム以下だと130WからSUPERMODEになります。
Vモード:ボルテージモード。0.1V刻みで0.5-7.5Vまで。(VモードかWモードは後の設定で切り替えです。またVモードはファームウェア1.0.0.1以降で対応です)
SSモード:温度管理ステンレス
Niモード:温度管理ニッケル
TIモード:温度管理チタン
NCモード:温度管理ニッケルクロム(ニクロム)
TCモード:温度管理TCR
・メニュー呼び出し:サブボタン(+、-)ボタン長押し
W:通常モード
M1-5:メモリWモード(Wモード時のみ表示)
M1-5:温度管理モード時のみ表示のメモリモード。
ΩSET:抵抗値表示および抵抗値修正(下3桁まで表示)※温度管理モードのみ
℉:温度管理係数変更※温度管理モードのみ
W>V:W(ワッテージ)V(ボルト)切り替え※W,Vモードのみ
SN:GENE CHIP ID表示
フロッピーマーク:ファームウェアバージョン表示
・ボタンロック:+サブボタンとパフボタン長押し。
・画面反転:-サブボタンとパフボタン長押し。
・各温度管理モード時の追加操作
各温度管理のW変更:パフボタン4回でW点滅。サブボタンで変更。パフボタンで決定。
・各メモリモード時の追加設定
カーブ変更:パフボタン4回で10秒のグラフ表示。℉または℃で表示。サブボタンで変更。パフボタンで次のグラフへ。長押しで決定。
またアトマイザ交換時にNEWCOIL?と聞かれます。オームロックがかかるのはちょい便利。
とりあえず電源ON/OFFとサブボタンのVWのワッテージを上下できるだけ覚えておけば問題はないかと。
0.3オーム以下で130WからSUPERMODEになりますが、SUPERMODEは電池と基板に高負荷を架けるモードと覚えておいて下さい。ちなみに高ワッテージのアトマイザーを持っていないので借りてSUPERMODEで吸いましたがおなかいっぱいです。喉も痛いです。ありがとうございました。
VOOPOO DRAG 157Wソフトウェアを使用してみる
表示言語は英語か中国語を選択可能。MODの接続などログが下部に表示。日本語対応希望。
MODの詳細情報を表示。多分ほぼ使わない画面。
ファームウェアアップ時に使用。ファームウェア選択してDownloadボタンを押せばファームウェアを上げることができます。真ん中の大きい部分は進行状況のインフォメーションが表示されます。
各表示を変更可能。試しに電源ON時のVOOPOOをVAPEJPに変更しました。通常のJPEGファイルからも呼びこみ可能です。
使用温度管理モード、ディスプレイ表示の明るさ変更、消灯タイム、最大パフ秒の変更ができます。
デフォルトではSS、NI、TI、が選択されています。追加でNCとTCRを選択可能です。使用しないワイヤを外すことも可能です。各ワイヤの係数を変更できますが、特に変更する必要はありません。ワイヤのメーカによって若干の係数は変わるので突き詰めたい人用ですね。温度じゃなくて係数ですので気をつけて下さい。
出力カーブに関してはスムージングONとOFFを切り替えれます。出力がモアッなのか、モアァァなのかって感じでした。通常はスムージングオンでいいかな。
総評
1ヶ月使い倒してみましたが、温度管理については初期状態でも非常に優秀でしたが、自分のスタイルに合わないのか、ワッテージモードに戻っちゃいました。VWモードが非常に立ち上がりよく、クラプトンコイルを使用してもほかのMODに比べて特に遅いと感じませんでした。ストレスのないMODと感じます。ただし、Wが1W刻みであること、510の円座が0.3mm出ているためVERVの様なトップキャップコネクタのようにデッキ以下に下がるものだと気をつける必要があります。気になるのは円座だけですかね・・・・。
よかった点
- 立ち上がりがとにかく速い
- なんとなく手にしっくり
- 温度管理も優秀
- ファームウェアアップデート対応
- 低Wだと1日余裕で持つよ!
悪かった点
- 1W刻み
- 24mmアトマだと見た目がはみ出しているように見える。(実際ははみだしていません)
- VERVのようなトップキャップだと円座の部分だけ余計に下に下がる。
- 設定ソフトはWindowsのみ。
- 温度カーブの設定が1秒ごと。
こんな人におすすめ
- デュアルバッテリーMODに何を買おうか迷っている人
- 通常でツイスト、クラプトンワイヤを使用する人
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