SMOKの商品レビューとしては最近、【RTA】クアッドビルドも可能な爆煙タンク「SMOK TF-RTAタンク G4バージョン」レビュー!をレビューしたばかりですが、
引き続きSMOKのスターターキットである「SMOK Stick One Basicスターターキット」の商品提供をおなじみVape Collectionさんよりいただきましたのでレビューさせていただきます。
このスターター、いわゆるスティックタイプでして、スティックといえば最近Joyetechの【MOD】7色LEDの魔法と手のひらサイズ!「Joyetech eGo AIOクイックスターターキット」初心者向け一体型レビュー【トップフィル】もレビューしており、ちょうど比較対象として良いModかと思いますので、今回はeGo AIOと比較しながらレビューしていきたいと思います。
提供:VAPE COLLECTION
ご提供ありがとうございます。
Thank you for your offer! VAPE COLLECTION…
目次
SMOK Stick One Basicスペック
SMOK社のSTICK ONEベーシックキットのスペックです
- サイズ:57mm*19mm*48mm(Nano TFV4タンク )
- 90mm*19mm*70mm(eGo Cloudバッテリー)
- タンク容量 2.5ml
- 素材:ガラス&ステンレススチール
- カラー:ブラック、シルバー、レッド
- スレッド:510
- バッテリー容量:2200mAh
- 出力V:3.4V-4.2V
- 充電:5V.0.8A
- microUSB充電、パススルー可
バッテリー容量が2200mAhある太型で実測19mmのタイプです。
サイズ感としてはSubvodやEvodくらい。
個人的にはパススルーは安全面から不可能にしておいたほうが、いいと思うのですが、海外ではパススルーでVapeする方が多いんでしょうか?
同梱物
1x eGo Cloud バッテリー
1x Nano TFV4タンク (19mm)
1x 0.3ohmマイクロフューズクラプトンコイル(プリインストール済み
1x 0.25ohmマイクロステンレススチールデュアルコア
1x Smok Vapeバンド
1x シリコンタンクバンド
1x USB充電ケーブル
1x ユーザーマニュアル
予備部品
この中で特に目を引いたのはシリコンタンクバンド。スペックを見ても何のことだかわかりませんでしたが、来てみてつけてみて…
こうなります。外出中、タンクからの液漏れを防止してくれるバンドなんですね。これはスターターとして非常に便利。他社のスターターにも是非つけてほしい!初めて見ました。
eGo AIOとの比較
JoyetechのeGo AIOクイックスタートキットと比較してみました
特徴/製品名 | SMOK Stick One Basic | Joyetech eGo AIO |
バッテリーサイズ | 幅19mm 長い147mm | 幅19mm 短い118mm |
バッテリー容量 | 2200mAh (18650) | 1500mAh |
タンク容量 | 2ml | 2ml |
トップフィル | ◎トップスライド | ○トップフィル チャイルドプルーフ |
リーク | △構造的にありえる | ◎構造的になし |
付属品 | VAPEバンド、タンクバンドなどおまけ多し | 必要最低限のみ |
その他 | LED(インジケータ) タンク+アトマ別体 |
タンク7色LEDつき タンク一体型 |
価格 | ¥8,800円ー | ¥3,680円ー |
バッテリーは通常の18650サイズが使われている旨、パッケージに記載がありましたが、分解不可/交換不可です。ここは少し残念。せっかくなら交換できるスティックタイプというのも面白かった気が。
スターターなので矛盾していますけどね。
サイズの比較。左からSMOK Stick One Basic、Joyetech ego AIO、ネプチューンのメカニカルMod。アトマイザーの分、Stick Oneが頭一つ大きいです。が、細身なのでそこまで持ち運びに気になるということはありません。ただポケットにしのばせるのであれば、eGo AIOが有利となります。
トップはスライド式フィル
トップ部分はねじ回しでなく、TF-RTAでもあったスライドフィル方式。
回転部が摩耗で損傷する心配はありますが、ねじ回しより簡単でリキッドチャージに手間が不要なこの機構は、もっと普及して欲しいところです。
上から見た図。ややリキッドチャージホールが小さいですが、一般的なボトルであれば普通に注入できます。
付属のドリップチップは510規格。ミストが出てくる部分が樹脂製になっているので、熱を持って唇がやけどすることがないように保護されています。TF-RTAと同じですね。
タンクを分解してみた!
タンクを分解。洗浄は簡単にできそうですが、コイルを抜く時気をつけないとこのタイプはジュースをもろに漏らしてしまうので注意が必要です。
コイル固定部分。精度もよくきっちりと締まります。
なおMod、タンクともにコンタクトピンは固定で、調整不可能なものでした。コストパフォーマンスに優れたモデルなので、余分な機能はカットしていると見ていいでしょう。
すっていきまーす
新しいコイルをつけるときは必ずリキッドをコイルのコットン(白い部分)に垂らして浸透させてください。ドライヒット(焦げ味)の原因になります。
標準で組み込まれているのはクラプトンのバーチカルコイル。これは爆煙が期待できそう。
トップからリキッドをチャージ。普通のボトルなら注入できます。やりづらい人はシリンジやスポイトなどでどうぞ。
もわーっ!エアフローはクアッドコントロール式になっています。
全開にするともわーっ!と爆煙。ただやはりサブオームの宿命かやや味は薄めに。といってもミスト量があるのでその分である程度味はカバーされてます。
ベイピング中はLEDランプが点灯。連続ベイプ8秒でカットオフが入る仕様になっています。またバッテリーが弱ってくると15回LEDランプが点滅してお知らせ。その場合はmicro USBにさして充電してください。
総評
良かった点
- トップスライドフィル
- クアッドエアフローコントロール
- 爆煙!
- 2200mAh大容量バッテリー
- 熱を持ちづらいドリップチップ
悪かった点
- どちらかといえば味よりも煙重視
- eGo AIOよりはサイズが大きい
サブオームが当たり前の時代のスターターキットですので、スターターでも爆煙ですね。それが率直な感想でした。
eGo AIOと比べるとSMOK Stick Oneアトマイザーが分離できますので、もしアトマイザーの味付けに飽きた場合でもある程度まではアトマイザーの変更でカバーできるのが魅力。またバッテリーサイズも2200mAhとAIOより700mAhも大きいです。サブオームですので吸い過ぎるとなくなってしまいそうではありますが、1日使うには問題ないサイズ。
ただサイズ感でいうとeGo AIOが圧倒的に有利ですので、それを考慮したうえで購入の候補に入れるのが良いかと思います。
煙の量、バッテリー重視ならSMOK Stick One Basic一択、コストパフォーマンスならeGo AIOの選択が間違いないでしょう。
スターターに欲張りすぎかもしれませんが、もうワンパンチ何かあると面白い製品。例えばコイルワンタッチ交換できるとかですかね……、
トップスライドフィルは初心者にとても便利だと思います。
バッテリーも大容量ですしサブオーム領域のスティックタイプが欲しい人にはおすすめできる一本ではないでしょうか。
SMOK Stick One Basic動画
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