ハロー、ベイパー。
先週末、記事執筆に集中するためにファミレスに行ったのに、
間違えてリキッドだけ持ってきてしまい、VAPEできなかったねこまたです。
今回はEfun.top様より提供頂いたPioneer4YouのIPV Vesta 200Wをレビューします!
IPV Vesta 200Wは2017年4月に登場した、2セルバッテリー駆動でありながらコンパクトなMODです。
同社は現代的な高層ビルのような流線型のデザインが美しく、実用的なグリップが期待できる製品を多くリリースしています。
DNAチップのライバル的存在であるSXチップを搭載しており、機能面で期待ができますね。
efun.top様での2017年7月時点の価格は$43と、2セルMODでSXチップを搭載なのに価格は抑え目です。
提供
目次
Pioneer4You IPV Vesta 200W スペック
カラーバリエーション 5種類
YiHi SX410Chip 搭載
新機能: SXi-Q 温度カーブ
テイストモード: Powerful, soft, standard, SXIi-Q
USBケーブルで充電可能・視覚的に充電を確認できます。
温度管理対応 SS316/ Ni200/ Ti wire/ TCR手動設定
ワット出力: 10W-200W
ジュール出力: 10J-120J
ワットモード対応抵抗: 0.15ohm-3.0ohm
ジュールモード対応抵抗: 0.05ohm-1.5ohm
手動で設定可能なTCR値の範囲: 0.00050-0.00700
出力可能電圧: 1.0V-7.0V
入力可能電圧: 6.4V-9.0V (訳注2つの18650バッテリーからの入力電圧のこと)
出力可能電力: 1.0A-45.0A
入力可能伝ある: 1.3A-45.0A (訳注2つの18650バッテリーからの入力電力のこと)
温度管理対応範囲(セルシウス): 100°C-300°C
温度管理対応範囲(ファーレンハイト): 212°F-572°F
低抵抗検知保護機能つき
バッテリーの低電圧保護機能つき
高電圧入力検知機能つき
温度管理のオーバーヒート保護機能つき
アトマイザーショート検知機能つき
電池逆入れ時の保護機能つき
視覚的なオペレーションが可能
Pioneer4You IPV Vesta 200W 開けてみた
比較的小さな箱にはいっています。
文字部分が金の箔押しというのは豪華ですね。
あえて製品画像ではなく、製品の線画というのはおそらく、
カラバリごとに別の箱を用意しなくてすむというコスト的な理由がありつつも、
なかなかクールな仕上がりになっています。
MOD本体はちょっとした保護バッグにはいっています。
こういう配慮はうれしいですね。
期待が高まります!
1段目にはMODとQCカードが入っています。
QCカードもあるとうれしいですね。ちゃんとチェックしてるんだなあって思います。
製品へのこだわりが感じ取れます。
MOD本体はなかなかハンサムですね。
今回ご提供いただいたカラーはブラック/ブラックカラーでした。
下部分はハコになっていて、説明書とUSBケーブルが入っていました。
付属品は必要最低限、という感じですね。
MOD本体を撮ってみました。
やっぱりなかなかかっこいいデザインです。
ただ、このカラーのグリップ部分は小さな画像ではカーボンっぽいのですが、
実態は「カーボン柄」未満のレベルですね。
ゴムに縦横のしましまをつけただけのシートです。
カーボン柄を期待して買う人は注意が必要です。
電源をオンにしてみました。
目の良い人はわかるかもしれませんが、液晶が傾いています。
これは・・・ちょっとがっかりポイントかもしれませんね。
機能的には問題ないですよ。
でも液晶が傾いちゃってるということは製造ミスだと私は感じます。
すこしググってみましたが、同様の報告が見つからなかったので、すべての個体がこうなっているわけではありませんでした。
提供個体だけの問題だと思います。
とはいえ、このパッケージにはQCパス(品質検査済み)のカードが入っていました。
つまり、Pioneer4You的には液晶が傾いている程度は不良ではないとしている姿勢がうかがえます。
それは・・・どうなんでしょう。
余談になりますが、昔発売された某社の某モデルのデジカメにはすべての個体が液晶が3度傾いているという仕様がありました。
カカクコム掲示板でも話題になりましたが、比較的廉価なモデルだったこともあり、
いわゆる炎上はせず、同社もリコールしませんでした。
「液晶の傾きについては、機能的に問題ないから、品質的にOKだよ」はよくあることなのかもしれません。
Pioneer4You IPV Vesta 200W 使ってみた
2週間ほどiPV Vesta 200Wを使いました。
1セルバッテリーMODよりはやっぱり重たいものの、実用レベルではあると思います。
ポケットに入れるとさすがにだらしなくなっちゃいますね。
胸ポケットにいれる運用は現実的ではないと思います。
全体的に出来は良いです。
流線型のボディは右手でも左手でも握りやすく、パフボタンも押しやすいです。
重さも2セルにしては軽く、最初チープに思えたゴムシートもグリップ感という点では不満を感じませんでした。
バッテリーへのアクセスはよく、ふたはあけやすく、しめやすいです。
また、バッテリーのふたは衝撃で外れたりしません。
2セルなので、部屋で過ごす休日0.8日くらいはしっかり持ちます。
外に出てときたまVAPEする休日ならバッテリー交換は不要でしょう。
ただし、良くない点もあります。
ボタンの効きが良くないのです。
ワッテージを変更するときに、クリック感を感じるよりもさらにおくまで押さないと
反応してくれないので、これはなかなかストレスがたまります。
良いとも悪いともいえない点では、SXチップ搭載ということでしょうか。
SXチップ搭載というのは、信頼感あるバッテリー管理機能・ブランドチップとしての安定感を提供してくれますが、扱い方はかなり独特です。
簡単にSXチップの操作方法を説明しながらレビューします。
5クリックで電源オンです。電源オンからの3クリックでロック<->アンロック切り替え。
オンの状態から5クリックで電源オフではなくメニューモードにはいります。
メニューモードに入った際のメニューの切り替えは、パフボタンです。
パフボタンでメニューを一方通行で移動しつつ+ -ボタンでプロパティを変更する。
プロパティ変更を終えたら「通常モードに戻るメニュー」で+か-を押せば戻る。
という流れがSXチップの基本です。
私はpicoの直感的かつシンプルな操作にかなり慣れてしまっていたので、SXのそれに適応するのはなかなかしんどかったです。
とはいえ、テイストモードのソフト・レギュラー・パワフルは仕組みにブラックボックス感があるものの、
同じリキッドを同じ設定で吸う際、どのモードが一番おいしくVAPEできるか、いろんな選択肢を試すことができてうれしかったです。
他のチップにはないジュールモードによる温度管理も興味深いです。
私は、実を言うと使いこなせるレベルまで習熟することができませんでした。
ジュールモードを完全に理解して使いこなすと温度管理をするだけでなくリキッドの供給不足を検知するなど、
他のMODに搭載されたジェネリックなチップのそれとは一線を画す優秀な温度管理ができる。
・・・らしいのですが、ちょっと私には難しすぎました。
Pioneer4You IPV Vesta 200W 総評
よかった点
- SXチップ搭載(Chipがブランドものである信頼という意味で)
- バッテリーへのアクセスの良さ
- 握りの良い曲線形
- グリップしやすいゴムシート
- 2セルバッテリーMODとしてはコンパクト
- デザインが美しく、製品にモデル名が書いていないのでかっこいい。
- 豊富なカラバリ
悪かった点
- 液晶部分の傾き(個体による)
- 簡素すぎるカーボンファイバー風のシート
- ボタンの効きが悪い(おくまでしっかり押さないと反応しない)
作りは精密ではないがSXチップ搭載でありながら低価格。
そんなMODです。
こんな人におすすめ
- MOD本体の流線型デザインに惚れた方
- ジュールモードによる綿密な温度管理を体験してみたい方
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