ハロー、ベイパー。
タッチパネル付きのVAPE MODはいくつか今までにも出てきているのですが、とうとう御三家であるJoyetechより
【期待の新製品】「Joyetech Ocular-Ocular C」とうとう出たタッチパネル+MP3プレイヤー+フォトギャラリーつきMOD!
が発売されることになったのは記憶にあたらしいです。今回は、そのタッチパネル搭載MODの2タイプのうち、
18650バッテリーを別に取り付ける「JOYETECH OCULAR C」のレビューとなります。
タッチパネルは果たしてVAPEに必要なのか??提供は中国の電子タバコ通販サイトCigabuy/Sourcemoreより。
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目次
スペック
MODサイズ: 32.00*45.00*91.50mm
液晶タイプ: 1.68インチTFT/CTP(キャパシティタッチパネル)液晶
解像度: 320*240 dpi
W出力: 1-150W(アップグレードで200W対応)
出力モード: VW/VT(Ni, Ti, SS316)/TCRモード
抵抗値: 0.05-1.5ohm (VT/TCRモード)/0.1-3.5ohm(VWモード)
温度幅: 100-315°C/ 200-600°F
メモリー容量: 2GB
バッテリー:ハイレート18650バッテリー2本 (CDC25A)
カラー:シルバー、ブラック、グレー
その他:Bluetooth搭載、3.5mmイヤホンジャック
機能:カレンダー、歩数計、壁紙、スクリーンセーバー、音楽プレイヤー、フォトビューア、パフカウント、パフ履歴、デイリーパフリミット、ファームウェアアップグレード、モバイルアプリケーションとの連携
スペック的にはCuboidに大変よく似た機体で、違うのはタッチパネル(カラー)と、メモリーを搭載したモデルとなっていることです。
パッケージ内容
1 * Ocular C (バッテリー別売り)
1 * USBケーブル
1 * マニュアル
1 * 保証カード
1 * 保証カード
開けてみた
箱はいつものJoyetechらしいパッケージ。(白い箱)
裏面にはスペック。
大画面液晶がお目見え。そして操作ボタン類はタッチパネルだけあって、パフスイッチしかついてません。
本体。結構ごついですが、18650を2本と考えると妥当なサイズ。
パフスイッチ側。メタリック調のデザインで、落ち着いた雰囲気があります。
510スレッド部。細かい設計がCuboidをほうふつとさせますなあ。
音楽プレイヤーとして利用する場合のイヤホンジャック。
バッテリーは蓋式で、スタックとなっています。なんか接触部分(コンタクト)が少し汚れている気がします。
バッテリー入れてみました。
TeslaやSMOKのタッチパネルMODとの比較。
使ってみた
基本的にOcular/Ocular Cはタッチパネルでの操作となります。
基本操作
メニュー画面…スライドダウン(Android等と同じ)スワイプダウンで。
各種操作…タッチパネルをスライド、あるいはタッチ
スワイプダウン1回で上図のメニュー「VAPE」「STEPS」「MUSIC」「PHOTOS」の項目が表示され、
さらに設定画面などはここからスワイプダウンさせると
「SETTINGS」(設定)「CALENDAR」(カレンダー)「QR CODE」(アプリのQRコード表示)「CONTACTS」(お問い合わせ先)
が表示される仕組み。全部英語なのは親切ですが、簡単な単語なので日本語化されていてもいいなぁと思えるレベルですね。ランゲージ設定はありませんでした。
タッチパネルの感度はやや鈍い
しばらく使ってみて気になったのがタッチパネルの感度の鈍さ、思ったところをタッチしても思ったようにいじれないときがあって、
ここはタッチパネル側の問題なのか、ファームウェア(ソフト)が煮詰まっていないのか、現段階では判断がつきませんでした。
操作性はやや難ありといったところ。できればプラスマイナスくらいのハードウェアスイッチはつけるべきだったのかもしれないですね。
歩数計設定機能
体重・身長を設定できます。
ミュージックプレイヤーで音楽再生
Ocularの目玉の一つでもある音楽再生機能。3.5mmジャックにイヤホンやスピーカーを挿して再生します。
スマホ連携可能(モバイルアプリ)
Ocular Cはスマートフォンとアプリを連携させることが可能となっています。
スマートフォンにJOYETECHアプリを(上記QRコード等から)インストールして、ペアリングさせます。
ペアリングさせることで、VWやロック/アンロック、モードの変更、音量調整などMODの操作が行えます。これは便利ですね。
ただアカウント(ログインID)作らされるんですが、これが厄介、現在なぜかアカウント作れず、アプリはいじれませんでした。
またUSB接続でてっきりストレージとして認識するのかと思ったのですが、充電されただけ(ドライバーはインストールされた)ので、これもマイナスポイントかな。
おそらくBluetoothで写真とか転送する仕組み(あるいは専用アプリ)なのだと推測。
総評
よかった点
- 大画面カラー液晶(タッチパネル)
- 200W出力
- 2本バッテリーで長持ち
- 音楽プレイヤーとか歩数計とか
- bluetooth連携
悪かった点
- ごつく重たい
- タッチパネルの感度がイマイチ
- UIの操作性がイマイチ
- 壁紙や画像に制約多い
- USBメモリ的に使えない
こんな人におすすめ
- 中級者以上
- 多機能ガジェット好き
- 音楽プレイヤーを統合したい人
必要のない機能がおまけでついてくる感じで、スマートフォンやコンパクト音楽プレイヤーにできることをVAPE MODに入れてみました、という感がありありと出ている本体です。
スペックを見たときから思っていましたが、VAPEで必要かどうか?と真剣に問われれば”不要です”というしかありませんが、
面白いかどうか?なら”間違いなく面白い”と答えられる一台。
VAPE MOD(テクニカル)自体はもうこうした多機能化に進んでいくか、VV MODなどのシンプルな”制御基板が入ってるだけ”で見た目を変えるかの極端な二択しかないと思っていて、御三家のJoyetechがとうとう行き詰まりを感じているのかなぁと思わせるモデルではありました。
とはいえ、メモリーを大容量化するとか、Androidを入れてみちゃうとか、まだ進化の余地は残されていますので、今年の次なるモデルに期待したいところです。
Ocular/Ocular Cを例えるなら「未完成マッスルスパーク」かなぁ。
難点としては操作性があまりお世辞にも良いとはいえず、今後ファームウェアでの改善が期待されるところです。ソフト的になんとかなる部分も多いと思います。
もっとこう…あるだろう!!って思わせるデバイスなので、今後のファームウェアアップを楽しみにしておきましょう。
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