ハロー、ベイパー。JoyetechのVTC Miniが便利過ぎるわけですが、ちょっとバッテリー1本では心もとないな、でもバッテリーは持ち歩きたくないな。そんな時に登場したのが
さらにバッテリー2本で150W(アップグレードで200W対応)のTC(温度管理)対応BOX MOD、Joyetech CUBOID。今回、これを購入したのでレビューさせていただきますです。
Vape Begginer、TakさんのCUBOIDレビューが大変参考になりました。
早速スペックと内容物から見ていきましょう。
目次
スペック
- サイズ:42.0 × 28.0 × 91.5mm
- 対応モード: VW/ VT-Ti/ VT-SS316/ TCRモード(M1-M3)
- 出力(W): 1 ~ 150W
- 抵抗値範囲(VW):0.1 ~ 3.5Ωまで
- 抵抗値範囲(温度管理):0.05 ~ 1.5Ωまで
- 温度範囲: 100 – 315℃/ 200 – 600F
- 0.96インチ液晶
- バッテリー:18650ハイドレインバッテリー2本(25A以上推奨)
- microUSBポート
- ファームウェアアップデート対応
流行りの機能は全部満載ですね。VTC Miniのバッテリー2本分と考えて良さそうです。
内容物
- CUBOID本体
- マニュアル
- 製品保証書
- micro USBケーブル
必要最低限のパッケージです。
早速開封 パッケージ高級感あり
個人的には日本で受けるには箱がしっかりしていることも必要条件だと思っていますが、
CUBOIDはそれを見事にクリアしています。
白の清潔感あるパッケージ。
裏面には商品の概要。
どジャアァァ~~ん。黒です。漆黒の高級感!黒キチとしてはたまりませんな。むふ。
大統領もお喜びになりそうです。
スプリング調整式510コンタクトピン
コンタクトがスプリングなのは、聖闘士(Vaper)の中ではいまや常識!
#言いたかっただけです。
バッテリーカバーはスイッチ式。少し耐久性に不安
ほとんどのModがマグネットカバーを採用することが多い中、CUBOIDは底面にバッテリーハウスがあります。
プラスとマイナスがきちんとわかるようになっています。逆差し厳禁。
このバッテリーハウスに関してはロックがかける方式ですが、ここの部品が壊れてしまうとバッテリーカバーが閉まらなくなるので耐久性に少し不安が残りますね。
電源ON、UIはVTC Miniと同じか?
電源を入れるとCuboidはこちらのUIが表示されます。CuboidがVTC Miniと違う点はバッテリーインジケータが2本分になっていること。それ以外は操作方法も一通り試しましたがVTC Miniと全く同じで、VTC Miniユーザーは違和感なくCuboidに乗り換えできます。
比べてみた:各種MOD
サイズとしてはVTC Miniより少し背丈が大きく、Eleaf istick TC 100Wよりは幅が狭い印象。
問題なのはその重量ですね。バッテリー込みで301gあるらしく、持つとかなりずっしりと重たいです。
先にTakさんのレビューを見ていたので覚悟はしていましたが、男性でも重量を感じるので、女性だと持ち歩くにはちょとシビアかもしれません。
ステンレス製で高級感ありますから、長く使うために事前に購入しておいたシリコンカバーを装着。
これがなかなか優秀で、底部が開いているため、VTC Miniはマグネットカバーのため不可能だったシリコンカバーをつけながらバッテリーの交換が可能になっています。
基本操作
VTC Miniと全く同じですが、念のため記載。
パフスイッチ3回押し…メニュー移行モードに切り替え、パフスイッチ再度押しで戻る
プラスボタン…項目のステータス変更、モード変更、抵抗値のロック/アンロックなど
マイナスボタン…項目の切り替え(メニュー送り)
パフスイッチ5回押し…電源OFF/ON
(電源OFF状態)パフスイッチ+マイナス長押し…TCRモードに切り替え、パフスイッチで項目選択、パフスイッチ3回押しで通常モードに戻る
プラスマイナスボタン同時押し…キーのロック/アンロック
(電源OFF状態)プラスマイナスボタンを同時押し…180度液晶反転(吸っているときに便利)
パフスイッチ+プラスボタン同時押し…ステルスモードの切り替え
TCRモードで温度管理の幅がさらに広がりますね。
パフ中に液晶を確認しやすい画面反転モードです。個人的には使わないですけど。
使ってみた:温度管理
VTC Miniに比べるとワッテージの柔軟性があがっていますが、30W/SSコイル/0.3Ωで吸ってみます。
ややVTC Miniよりミストの出が強いか?そんな印象です。
スイッチはVTC Miniより一回りしっかりしたクリック感へ
VTC Miniに比べると、スイッチ類はいいものが使われているのでしょうか。特にパフボタンに関してはクリック感がVTC Miniよりもはっきりしています。
またプラスマイナスボタンについては一見一体型のワンスイッチのように見えますが、手前から見て右側がプラス、左側がマイナスになっています。
ファームウェアアップグレードはワンクリックで200W対応へ
2016年2月現在でファームウェア3.10がリリースされています。PCにmicroUSBでCUBOID本体を接続してください。
Joyetech公式サイトよりファームウェアをダウンロードします。
VT Software(左)から、micro USB接続するOS環境をWindows/Macから選んでクリック。
UpdateFirmware_V3.10.zipを解凍します。
解凍したファイルからUpdateFirmware.exeを起動。(Windowsの場合)
Updateを押すと、ファームウェアのファイル選択画面に映ります。
Cuboid_V3.10.binを選択。(元に戻す場合はCuboid_V3.00.bin)
Updateをクリックすると一瞬でファームウェアアップグレードは完了です。
文字に起こすと長いですが、本当1分もかからない作業。これだけでマックス150Wが200Wにパワーアップします。
総評 重たいのに目をつぶればVTC Miniのパワーアップ版・ロングライフバッテリーの良Mod
事前にわかっていたので重さは覚悟していましたし、単純にVTC Miniの乗り換えとして考えると非常に良いModと思います。
TCRにも対応していますし、将来的なワイヤーの追加にも柔軟に対応できそう。
唯一バッテリーカバーの部分の固定方法がスイッチとひっかけて留めるタイプなので、ここの耐久性がやや不安ですね。
重さに目をつぶれる人にはお勧めできる良機といえるでしょう。
良かった点
- ロングライフバッテリー&ハイパワー
- 高級感のあるシームレスデザイン
- 高級感のある製品ボックス
- 豊富な温度管理機能
- ファームウェアアップデート対応
- 大きすぎないサイズ
- クリック感のあるスイッチ
- 見やすい大画面液晶
- 見やすいUI
スイッチに関してはカチッ、カチッという音が気になる方もいらっしゃるやも。個人的にはしっかりしていて好み。
悪かった点
- とにかく重たい
- 独特の操作性
- バッテリーハウスの固定方式
- microUSBポートの位置
- 最初から200W対応ファームウェアにしておけば?
設計上、どうしようもなかたtのかもしれませんが、microUSBポートはもっと下のほうに配置してほしかった。
リキッドが垂れたら液が侵入してしまいます。それかスマホでも採用されているキャップレス防水にしてしまうとか。結構コストがかかるんだろうか。
あとは初期状態で200W対応として売ったほうが売れる気がするんですけど、大人の事情でもあったのか。
ファームウェアアップデートは気軽にできますけど、PC知らない人からすると敷居が高いと思いますから。
動画
他のレビュー
テクニカルMOD「Cuboid」(Joyetech)レビュー(Vape Begginer)
購入
Joyetech Cuboid 150W TC VW Box Mod(Everzon)
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