ハロー、ベイパー。
Eleafから満を持して発売された最新のパラレルバッテリー2本(18650)接続のTC Mod、Eleaf iStick TC100Wのレビューをしたいと思います。
かなり期待のModでして、やる前からオラ、ワクワクしてっぞ!
提供元:Everzon社
ご提供ありがとうございます。
Thank you for your offer! Everzon…
目次
基本スペック
本体:100W VW/TC Box MOD
モード:TC(Ni/Ti/SS/TCR)/VW/バイパスモード
ファームウェアアップグレード対応
パラレル回路 (1本または2本の18650バッテリーに対応)
人間工学に基づく、ステルスボタンデザイン
入れ替え可能なマグネットカバー
510スプリング調整式コネクタ
サイズ: 52 x 23 x 94mm
バッテリータイプ: 高レートの18650バッテリー(25A以上)
出力モード: VW/バイパス/TC(Ni/Ti/SS/TCR-M1,M2,M3) モード
出力W: 1-100W(アップデートで120W対応)
抵抗値幅: 0.05-1.5ohm (TCモード);0.1-3.5ohm (VW/バイパスモード)
温度範囲: 100-315℃/200-600℉ (TCモード)
スレッド: 510スレッド
内容物
1 x 100W Eleaf iStick TC Mod (バッテリー除く)
1 x micro USBケーブル
1 x マニュアル
基本操作
パフボタン…バッテリーのロックボタンがあるほうに隠れています。上のほうを押すとパフ。
パフボタンのロック/アンロック…パフスイッチの上にあるハードウェアロックキーを左右に切り替え(アイコンがあります)
モード切替:メニューボタンを長押しでモード切替
ステルスモード…パフボタン+ダウンスイッチでステルスモードの切り替え
操作ボタンアンロック/ロック…アップボタンとダウンボタンを同時押しで操作ボタンのアンロック・ロック切り替え。
液晶反転…電源オフ(パフボタン5回押し)状態でプラスマイナスボタン同時押し。
抵抗値ロック/アンロック…パフボタンとアップボタンを同時押しで抵抗値をロック/アンロック
TCモード時のW変更操作…メニューボタンを押しながらアップかダウンでワッテージ変更
TCRモードへの突入…電源オフ状態でパフボタンとアップボタン同時押し
箱を開封!シンプルなパッケージね
いつもどおり箱。
裏面には認証チェックセキュリティシール。
箱の中にお出ましのistick TC100W。サイズはVTC Miniより一回り大きい。KBOX200より高さは高い。
意外と大きいサイズですが、2本採用と考えるとそこまででもありません。
持ち心地は手で握りこむ感じ。僅かに湾曲していて、パフスイッチがバッテリーカバーと一緒になっています。
上から見た写真。コネクタは510規格のスプリング調整式で、パフスイッチ側の上にはパフスイッチのロック/アンロック切り替えスイッチがついています。少しこれが硬いですが、誤操作を防止できる機構。
バッテリー1本で動かしてみる
このModの最大の特徴の一つとして、バッテリーが1本でも駆動できるところがあります。
この場合、VWモードは最大75Wになるはずですが、表示上は100Wまでいけますね。あれ。ちょっと怖いので動かしませんでしたが。
2本の直列接続だと200W対応のものが多い中、本Modは並列のため2本で100Wとなっています。
1本で100Wを動かすのは危険だと思いますが…セーフティロックかかってないのかな。
安全のため、1本利用時は必ず75W上限を守るようにしたほうが良いです。
2本入れた状態です。これで並列駆動するのでかなり長い時間動かせるはず。
温度管理は普通につかえます。最新のTCRにも対応
バッテリーを入れると電源が入ります。モード切替はメニュースイッチ(写真一番右)を長押しすることで切り替わっていきます。
SSモードで吸ってみましたが特に変な挙動もなく、安定して温度管理を使用することができました。
なお温度管理モードで抵抗値ロック、ワッテージ増減も可能になっています。
パフスイッチとアトマイザーが逆側にあるため、パフスイッチとアトマイザーが同じ方向にあるModに比べると少し吸うときに違和感があるかもしれません。慣れですけど。
筐体のデザインは美しく、液晶も筐体中央部に埋め込まれていてスッキリとしたデザインになっています。
落ち着いたカラーリングとデザインでおしゃれ。
TCRモードの設定
電源オフ(パフ5回)して、パフ+アップボタン長押しでTCRモードの設定に移ります。
M1~M3の切り替えはアップボタン。数値を変えたいところで、パフボタンをさらに1回押すと数値側にカーソルが移りますので、そこでアップ・ダウンボタンで数値の変更が可能です。
すぐにTCRモード設定を終わりたい時はパフスイッチを5回押すか、10秒たつと自動的に変更されます。
TCR設定値
ニッケル | 600-700 |
チタン | 300-400 |
NiFe | 300-400 |
SS'303,304,316,317) | 80-200 |
総評
良かった点
- スマートなデザイン
- 2本だけでなく、バッテリー1本でも駆動できる
- パフスイッチのロック・アンロックと独自のパフスイッチ機構
- 2本並列バッテリー接続で長時間駆動可能
- ファームウェアアップグレード対応
- メニュースイッチ
- 左右入れ替えできるバッテリーカバー
- 最新のTC機能に対応
悪かった点
- ややサイズが大きめ
- メニュースイッチの操作が少ない
- メニュースイッチでのモード切り替えが少し遅い
- パフスイッチとアトマイザーの位置関係に違和感
メニュースイッチはもう少し何か工夫して使えないものか、ファームウェアアップグレードに期待したいところ。
全体的にはバッテリー長時間と最新の温度管理機能つきということで、今年売れそうなTC機といえるでしょうね!
ややサイズが大きいのは玉に瑕ですけど、ね。
後は今後、ファームウェアアップグレードでさらなる操作性の改良に期待したいところです。
V1.10ファームウェアで120Wまで対応
(追記)現在ファームウェアアップグレードで最高出力120Wまで対応しているようですね(V1.10)
Windows用ファームウェア
Macintosh用ファームウェア
Windowsの場合、UpdateEleaf.ZIPを解凍。アーカイブ内にある「UpdateEleaf.exe」を起動します。(その前にiStick TC 100Wをつないでおきましょう)
Updateボタンを押します。
Updateボタンを押してファームウェア1.10のファイルを選択(元に戻す場合は1.00を選択)して、UPDATEボタンを再度押せば書き換わります。
動画
関連レビュー
テクニカルMOD「iStick TC100W」(Eleaf)レビュー (VAPE BEGGINER)
購入
Eleaf iStick TC 100W express kit(Everzon)