ハロー、ベイパー。
喫煙者やベイパーが、もっとも、困ることってなんでしょうか?
それは、「吸えないこと」。
灰皿がない!だけなら、少し我慢して灰皿のある「オアシス」まで移動すれば吸うことができます。なんら、問題がないですね。
でも、例えば、海外旅行で数日吸えない・・・。まるで首を絞められたような苦しい経験をした方もいるのではないでしょうか。
この秋、香港と中国(深セン、広州)を旅行した筆者が、香港と中国の税関で加熱式タバコや電子タバコ(ベイプ)が問題になるのかを確認してきましたので、レポートいたします。
加熱式タバコに厳しい香港/甘い中国
香港国際空港の喫煙所で、堂々とiQOSを吸っている日本人を発見いたしました。
国によってはiQOSの輸入で逮捕されてしまうこともあります。香港は大丈夫なのでしょうか?
答えを言ってしまうと、香港は加熱式タバコの持ち込みはノーです。そもそも、iQOSなどの加熱式タバコは、医薬品に分類されるようで、持ち込みには医師の診断書が必要です。見つかると、高額の罰金が課されるなんて噂もありますから注意が必要です。念の為、航空会社にも確認済みですから間違いないでしょう。
もっとも、紙タバコでも19本までが免税。それ以上は課税になりますから、現地で紙タバコを購入するしか方法はなさそうですね。
ただし、解禁するなんて噂もありますから、近々、許可される可能性もありますね。
一方の中国ですが、特に中国で加熱式タバコがダメという情報はありません。
持ち込みも「タバコ」は、300本までOKなので、加熱式タバコも同様でしょう。
しかし、持ち込みは出来ても販売はしていませんので、日本から持ち込まなければ吸えないことには変わりはありません。
ベイプは香港/中国ともに問題なし
一方で、ニコチンを含まない水蒸気を吸い込む電子タバコ・ベイプはどうなのでしょうか?
ベイプなら、香港、中国ともにタバコの規制に抵触しないようで、持ち込みOK。
筆者も香港入国時、また、陸路で深セン、広州方面に向かいましたが、一度もベイプで再審査されることはありませんでした。
加えて、中国の地下鉄では、入場時に毎度、手荷物検査が行われるのですが、一度もベイプを咎められることもありませんでした。
すでに中国製のベイプも市場に出回っているくらいですから、ベイプに対する理解も進んでいるのかもしれませんね。
航空機持ち込みの注意事項
海外にベイプを持ってゆく際に注意していただきたいことがあります。
それは、必ず手荷物として持ち込むこと。間違っても預け入れの荷物に入れてはいけません。
理由は、リキッドが液体物で、かつ、バッテリー付きの電化製品だから。
後で呼び出されて、預け入れか破棄させられる可能性があるんです。
必ず透明の袋に封入し、手荷物として持ち込みましょう。
また、リキッドの中身を聞かれる場合もあるため、リキッドのパッケージも同梱するとよいでしょう。
もちろん、国ごとに航空機に持ち込めるリキッドとバッテリーの総容量に上限がありますから、訪問する国の液体、バッテリーの持ち込み可能な量は確認してくださいね。
電子部品の街、深セン
機会があれば電子部品・電子タバコで一大発展を遂げている深センの詳細レポートも記載予定ですが、
光電センサなど中国で電子部品を購入する際には、RSコンポーネンツを利用することができます。