ハロー、ベイパー。ヌメっちです。
以前は紙タバコを吸っていたけど、体の健康面を考えてVAPEを使用し始めた人も多いのではないでしょうか。自分の体の事を考えるのは賢明ですし、実際紙タバコよりもVAPEの方が体への負担が少ない事は確かでしょう。
しかし、そんなVAPEでも100%安全とは限りません。ある条件によって発がん性物質を発生させてしまう恐れがあります。
では、その発がん性物質とは一体何なのか?今回の記事はVAPEに潜んでいる発がん性物質について説明していきます。
目次
発がん性物質ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドとは?
合成樹脂や接着剤、塗料などに幅広く使われている化学物質。水溶液のホルマリンは防腐剤や消毒薬などに使われる。気化したものを長期間吸った場合に発がん性があると指摘され、厚生労働省などが様々な規制を定めている。吸い込むと目や鼻の粘膜を刺激するため、シックハウス症候群の原因物質の一つとされる。
引用:コトバンク
このように、タバコに限らず住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装等の使用による室内空気汚染が原因でシックハウス症候群にもつながってしまいます。
また、中国ではホルムアルデヒドによる汚染が原因で防毒マスクを付けながら仕事をする会社もあるそうです。どちらにせよ、厄介な発がん性物質であることに違いはありません。
従来のタバコの5倍以上の量が検出された!?
事の発端は「ニューイングランド・ジャーナル・オヴ・メディシン紙」にて、VAPEの研究で実験を行ったときに従来のタバコの5倍以上のホルムアルデヒドが検出されたというものでした。
しかし、再実験を行ったところ5台のうち3台の電子タバコVAPEは1mg未満しか検出されませんでした。ちなみに、紙タバコは1日に20本吸うと1.5mg~2.5mgのホルムアルデヒドを体の中に吸収する事になります。
ここまでの話を聞くとただの誤報に聞こえるかも知れませんが、この話にはまだ続きがあります。確かに5台のうち3台は1mg未満の量しか検出されませんでした。では、残りの2台は何なのか?
VAPEからホルムアルデヒドが大量に検出された原因は最大出力による起動だった?
軽くおさらいするとホルムアルデヒドが大して検出されなかったのは3台です。つまり、残りの2台は紙タバコの5倍以上の量が検出された事になるのです。
こうして、2台のデバイスの調査は進んだのですが、この2台のデバイスにはある共通点があることが判明しました。
原因は最大出力によるもの
2台のデバイスに共通していた点は、最大出力で起動させていることでした。最大出力で起動させてしまうと、リキッドが浸透する前にタンクが加熱して空焚き状態になります。そして、この空焚き状態の時に大量のホルムアルデヒドが検出されているんじゃないかと実験結果で明らかになったのです。
VAPEを扱うときは最大出力で吸わないように
このように、最大出力が原因で多量の発がん性物質が検出されることが判明しましたね。確かに最大出力で起動することで、リキッドは早く加熱されてVAPEを満喫できます。しかし、空焚き状態になってしまえば、味は焦げ臭くなり喉や鼻を火傷させる危険性すらあるのです。
これだとタバコを楽しむどころでは無くなってしまいますよね。ホルムアルデヒドは発がん性のある危険な物質なので、多少時間を掛けてでも加熱していく必要があります。健康な体を維持しながらタバコを満喫する事を心がけていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。