ハロー、ベイパー。
気になるアメリカの新法規制FDA’米食品医薬品局)ルールですが、月曜日から施行された新FDAルールが物議をかもしています。
新しいFDAのタバコ規制が有効になる - ニュースをHeart.org
アメリカという大きなマーケットでの電子タバコ販売が難しくなることで、我々にも何らかの影響があるのは間違いなさそうですが、
今回報道されている内容では大きく3つの条項があるようです。
なお5月のGabishさんのブログ:米国タバコ規制法に関する考察 - Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと -からの引用となりますが、
■規制内容
・18歳未満者への販売の禁止(自販機の禁止
・製品および広告への健康リスクの警告表示義務
・light, low, mildなどのあいまいな表現の禁止。Smoke-Freeなどの文言禁止
・他のタバコ製品と比較して健康への被害リスクが低いなどの表現を使った広告の禁止
・無料サンプル配布の禁止
さらにあります
・メーカー/輸入業者は年に2回の商品リスト及び広告内容の提出
・メーカー/輸入業者の施設の監査と登録
・電子タバコリキッドの原料リストの提出
・HPHC(人体への悪影響に関わる物質)リストの提出
ここからが目玉です
・2007年2月15日以前から販売されている電子タバコ以外は規制対象外とする。
・2016年8月8日以降、認可を受けていない新製品の販売禁止とする。
・2007年2月15日~2016年8月8日の期間内に販売されている既存製品は、非常に煩雑な販売前タバコ製品申請(PMTA)の提出とFDAによる認可を必要とする。
・申請提出期限は2017年8月8日
・年間売上500万ドル未満、かつ従業員150人以下のメーカーは2018年8月8日
実際には販売業者にも大きな打撃を与えるルールとなっています。
概要については続きからお読みください。⇒【規制ヤバイ】米国FDA規制法案ですべての電子タバコメーカーが大打撃!?日本でもすでに一部海外リキッドで影響あり…【コラム】
新FDAルールの大きな3か条(購入者側)
ここだけ見ると、常識レベルなのですが...
実際には8月8日以降の新製品発売に事実上不可能という烙印が押されたことで、今後新製品の登場が難しくなる部分があります。(少なくともアメリカ市場がないことで、製造が鈍るのは間違いない)
自分の周りの方からも、一部メーカーがこのFDAルールにより廃業を決心されたという悲しい話も耳に入っています。
最近の新製品発表ラッシュはこのFDAルールに合わせて、できる限り多くのモデルを市場に投入しておこうというメーカーの苦しい事情があったようです。
規制自体は必要ですがその内容についてはもっと慎重に検討されるべきでしたが、こう厳しすぎると、なんだか利権のニオイが、僕のような頭ワルイ人にも感じてしまいますネー。
FDA規制法案の全ページ
https://s3.amazonaws.com/public-inspection.federalregister.gov/2016-10685.pdf
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