ハロー、ベイパー。
最近ボドゲ(ボードゲーム)やカードゲームに興じている僕です。VAPE仲間とボードゲームしているとついつい時間を忘れて楽しく遊べてしまいます。
お金がかからない追加の趣味として、子供も大人も一緒になって楽しく遊べるボードゲーム、超お勧め。
というわけでVAPEじゃないけどゲームレビュー。今回はデッキ構築型カードゲームの金字塔「ドミニオン(Dominion)」のご紹介です。
ドミニオンは自分も今まで知らなかったのですが、シンプルながらも奥深いルールで、一言でいえば「俺のターン、ドロー!アクション、ずっと俺のターン!」ができるコンボゲームとなっております。
カードでコンボ決めるととっても気持ちがスカっと&さわやか!で、最the高なわけですぜ。
そんなドミニオン、単体で十分遊べて追加カードをちまちま買わなくてよいのがウリなのですが、基本セットを無料プレイでき、拡張版のみサブスクリプションで購入するスタイルの「ドミニオンオンライン」というブラウザゲームが出回っています。
AI戦や対人戦、マッチングも可能なドミニオンオンラインをレビューしていきたいと思います。自宅に大きなボードゲームの箱を置いておけない方や、VAPEやお酒のお供にピッタリな最高のカードゲームですのでみんなで遊ぼうドミニオン!
目次
- 1 ドミニオン(Dominion)とは?
- 2 販売されているドミニオン拡張セット一覧
- 2.1 ドミニオン:基本セット (Dominion)
- 2.2 ドミニオン:陰謀 (Dominion:Intrigue)
- 2.3 ドミニオン:海辺 (Dominion:Seaside)
- 2.4 ドミニオン:錬金術 (Dominion:Alchemy)
- 2.5 ドミニオン:繁栄 (Dominion:Prosperity)
- 2.6 ドミニオン:収穫祭 (Dominion:Cornucopia)
- 2.7 ドミニオン:異郷 (Dominion:Hinterlands)
- 2.8 ドミニオン:暗黒時代 (Dominion:Dark Ages)
- 2.9 ドミニオン:ギルド (Dominion:Guild)
- 2.10 ドミニオン:冒険 (Dominion:Adventures)
- 2.11 ドミニオン:帝国 (Dominion:Empires)
- 2.12 ドミニオン:第二版 (Dominion:Second Edition)
- 2.13 ドミニオン:夜想曲 (Dominion:Nocturne)
- 2.14 ドミニオン:ルネサンス(Dominion:Renaissance 2019年現在日本語未発売)
- 3 ドミニオン(Dominion)プレイ動画
- 4
- 5 ドミニオンオンラインレビュー
- 6 ドミニオン(Dominion)関連
- 7 通販はコチラ(Amazon/楽天/ヤフーショッピング)
ドミニオン(Dominion)とは?
ドミニオン (Dominion) は、アメリカのボードゲーム(カードゲーム)。作者はドナルド・X・ヴァッカリーノ。2008年秋にアメリカのリオグランデゲームズ(英語版)社より発売され、日本では2009年にホビージャパンが完全日本語版を発売している。
各プレイヤーは小国の領主として自分の領土を拡張していき、最終的に最も多くの領地(得点)を手にしたプレイヤーの勝利である。プレイ人数は2~4人(拡張セットによって6人まで)。
プレイヤーの領地がデッキという形で表現され、プレイヤーは場に準備された山札から任意のカードを購入しデッキを構築していく事で領地を拡張する。このカードの購入とデッキの構築プロセスそのものが、ゲームプレイの主軸に据えられている点が、本作最大の特徴となっている。
多彩な効果を持つ王国カード(初版の基本セット25種類・拡張セットを含めると260種類以上)の組み合わせによって、トレーディングカードゲームのような戦略の多様性を持ちつつも、1回のゲームで使用する王国カードを10種類と限定している。これによって、過度の複雑性を排除しながら、プレイの度に大きく展開の異なる新鮮なゲームプレイを実現している。
プレイにあたって使用されるのは、あくまでセット内に収録されているカードのみであるため、一般的なトレーディングカードゲームにみられる、強さを求めるとより多くの投資を強いられるという欠点が排除されている。また、拡張セットを購入する事によって、プレイの幅を広げる事が出来る。
現在では、全世界で19の言語で30万部以上を売り上げるなど商業的成功を収め、さらにドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞、アラカルト・カードゲーム賞においてグランプリを受賞し、史上初となる3冠を達成するなど9つの賞を獲得し、非常に高い評価を得ている。また、本作の成功によって無数のフォロワーが生まれ、デッキ構築のギミックを取り入れたボードゲームが次々と登場するようになった。
ーWikipedia
要約すると「超売れてるデッキ構築型カードゲーム!全世界で愛されてるぜ」ってこと。
最大の特徴は「デッキ型カードゲームには珍しい、ほかにカードを買い足さなくても誰かが基本セットを所有していればプレイ可能である」点。
某遊戯王とか某ポケモンとかTCG(トレーディングカードゲーム)は、遊ぶことよりカードに価値がついてしまってそれにハマってる諸兄もいるとかいないとか聴きますし、
実際限られた予算(おこづかい)の中から、長く遊べるほうがいいに決まっているので、そういう意味でもドミニオンはお財布に優しいです。
なお拡張版で追加カードもいろいろ買えますが、それも10種類のカードと新ルールが追加されて3~5千円程度とお小遣いでも買いやすい価格なんですね~。
販売されているドミニオン拡張セット一覧
ドミニオン:基本セット (Dominion)
ドミニオンの基本となるセット。25種類の王国カードに加え、3種類の財宝カード、3種類の勝利点カード、呪いカードで構成されている。 初心者向けセットということで、効果が比較的単純で扱いやすい王国カードが多い。
ドミニオン:陰謀 (Dominion:Intrigue)
拡張セット第1弾。基本セットと同様に基本カードが入っており、陰謀単体でプレイできる、独立型拡張セット。新規王国カードが25種類入り。 テーマは「選択」と「効果付き勝利点カード」。複数の選択肢から効果を選んで発動するカードや、アクションや財宝としての効果を持つ勝利点カードが登場。
筆者注:陰謀セットは現在海外で基本カードが除かれた第2版が販売されていますが、日本語版第2版は未発売。
ドミニオン:海辺 (Dominion:Seaside)
拡張セット第2弾。領主たちは交易で利益を得るために海の向こうへ乗り出した。新規王国カードが26種類入り。 テーマは「次のターン」。“持続”カードが登場。マットやトークンが導入され、山札の一部を廃棄することなく隔離できるようになった。
ドミニオン:錬金術 (Dominion:Alchemy)
拡張セット第3弾。アカデミックな雰囲気のカードが多い。新規王国カード12種類に加え、新たな基本財宝カード「ポーション」登場。 ポーションをコストに持つ王国カードは購入しづらいが、そのぶん強力でユニークな効果を持つ。
筆者注:現在錬金術は、収穫祭とのセット販売が流通。単体はややプレミア化。
ドミニオン:繁栄 (Dominion:Prosperity)
拡張セット第4弾。領主たちは世界中に進出して富を得た。新規王国カード25種類に加え、基本カードに「白金貨」「植民地」登場。 テーマは「富」と「繁栄」。「白金貨」「植民地」などを始めとした、高額かつ強力なカードが多い。「勝利点トークン」・「効果付き財宝カード」システムが登場。
ドミニオン:収穫祭 (Dominion:Cornucopia)
拡張セット第5弾。巨万の富を成した領主達の村は収穫の時を迎え、豊穣を祝う領民たちで祭りを行う。新規王国カードが13種類入り。 テーマは「多様性」。デッキが多彩であるほど力を発揮するカードや、「属州」を駆使して“褒章”を獲得するカードなどが登場した。
ドミニオン:異郷 (Dominion:Hinterlands)
拡張セット第6弾。最果ての地、まだ見ぬ世界の土地や人々がテーマ。新規王国カードが26種類入り。 獲得した瞬間に効果を発揮するカードなどが登場した。
ドミニオン:暗黒時代 (Dominion:Dark Ages)
拡張セット第7弾。国は荒れ賊が跋扈する時代、領主たちは安全で住みよい場所を求めて移住する。新規王国カードが35種類入り。カード枚数500枚は、従来で最大の拡張セットとなる。 テーマは「破棄」で、破棄した瞬間に効果を発揮するカードや、デッキ容量を圧迫する「呪い」に準ずるカード、1枚ずつ異なる王国カードで構成される「騎士」の山札などが登場した。
ドミニオン:ギルド (Dominion:Guild)
拡張セット第8弾。領主たちは様々な技を学んで「ギルド(職人の同業者組合)」に加わり、商売に励む。新規王国カードが13種類入り。 「コイントークン」を獲得できるカードが多く、購入時に追加のコストを払うことでさらに強力な効果を得ることができるカードなどが登場した。
ドミニオン:冒険 (Dominion:Adventures)
拡張セット第9弾。人生が先細りとなってきた領主たちは、さらなる栄華を求めて冒険へと旅立つ。新規王国カード30種類に加え、王国カードとは別に用意され、購入権のコストを支払うことで効力を持つイベントカード20種類が登場。 一旦場に保管し、任意のタイミングで発揮できる効果を持つ“リザーブ”カード、場から捨て札にするときに指定されたカードと交換し、最終的には絶大な効果を持つカードに成長する“トラベラー”カードなどが登場した。
ドミニオン:帝国 (Dominion:Empires)
拡張セット第10弾。領主たちは栄華を極め、皇帝としての生活を送りつつ、さらなる領土の征服を目指す。新規王国カード36種類、新規イベントカード13種類に加え、得点計算のルールやプレイ中に勝利点を得る方法を追加するランドマークカード21種類が登場。 獲得時に負債を負い、購入フェイズで返済するカード、前半と後半で異なる2種類の王国カードで構成される山札などが登場した。
ドミニオン:第二版 (Dominion:Second Edition)
「基本セット」のリメイク作品。旧版から6種類の王国カードが削除され、新たに7種類の王国カードが追加されている(全26種類)。従来のカードにも細微なテキスト変更が加えられている。
ドミニオン:夜想曲 (Dominion:Nocturne)
拡張セット第11弾。領主たちは夜な夜な不思議な出来事に遭遇する。新規王国カードが33種類入り。暗黒時代と同じく、カード枚数500枚の大規模なセット。 テーマは「夜」。購入フェイズの後に夜フェイズが挿入される。夜フェイズでは“夜行”カードしかプレイできないが、アクション回数の制限が無く何枚でも使える。他に、初期デッキの銅貨と入れ替えて使用する“家宝”カード、ランダムな幸運と不運をもたらす“祝福”カード・“呪詛”カードなどが登場した。
ドミニオン:ルネサンス(Dominion:Renaissance 2019年現在日本語未発売)
拡張セット第12弾。
2018年11月に発売した第12弾拡張。日本語版は未発売。
ギルドに登場したコイントークンが復活した他、使用すると+1アクションを任意で得られるVillagerが追加された。
さらにイベントと同様に購入し、永続的に効果をもたらすProjectsと、条件を満たすことでプレイヤー間を行き来するArtifactsも追加された。
また、歴代の拡張と比べるとアタックカードが2種類と少なく、廃棄に関わる効果を持ったカードが非常に多いのが特徴である。
単純だが強力な効果を持ったカードが多く、より派手なゲーム展開になりやすい。
ドミニオン(Dominion)プレイ動画
実際にルールを文字で追っていてもわかりづらいと思うので、今回ご紹介するドミニオンオンラインのプレイ動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=mfGhPO6Yg5w
ドミニオンオンラインレビュー
さて、前置きが少しながくなってしまいましたが--それくらいドミニオンの世界は深い--、ここからが記事のかなめ。500枚ものカードを広げる手間なし!なDominion Online(ドミニオンオンライン)のレビューです。
Webブラウザで遊べるゲームですので
こちらの公式サイトに登録/ログインが必要となります。日本語対応なのが安心ですね~。もちろんカードの説明もきちんとした日本語訳がついています。
登録が完了したら、ログイン後の画面の上部タブで
マッチング/新規卓/既存卓/設定/フレンドリスト/知っているカード/成績表/アカウント/お店
が並んでいます。
マッチングは自動的に2、3人、練習戦などの既存の卓へ接続してくれるクイック対戦モードです。とりあえずはじめはルールになれるためにAI戦(コンピューターが自動的に手札を使ってくれる)モードで遊んでみるのが良いと思いました。
#後述しますがAIはかなり最善手を打ってくるので強いです。アルゴリズム優秀だと思いました#ドミニオン初心者並感。
新規卓の作成から、自分でゲームプレイの場所を作ることもできます。ただ最初のうちはお勧めしません。誰か人が入ってきちゃう場合がありますから。
AI戦で基本的なドミニオンについてを学ぶ
ドミニオンの基本は、初期山札10枚、手札5枚から、お金を使って自分のデッキを強化していくことです。
中央に見えている「サプライ」と呼ばれる10種のカードセットの中から、自分がどのようなデッキにするかを考え、手持ちの所持金からカードを買っていきます。
そのカードは、いったん捨て札に入って、次のシャッフルの時にランダムで自分のデッキに登場するようになります。そこからがドミニオンの本格的なゲームスタートです。
基本としてプレイヤーは各手番に1回のアクションと1回の購入が行えます。サプライから買ったカードには例えば効果として「+1ドロー、+1アクション」などと効果が記載されており、
「アクションカード」と呼ばれます。通常1回のアクションですが、+1アクションと書かれていれば、さらに追加でアクションが行えるため、デッキによってはずっと俺のターン!という楽しい状態にもなりえます。これがドミニオンの楽しいところ。
プレイヤーは勝つために、お金を使って「勝利点」を獲得しなければなりません。そしてその「勝利点カード」のうち「属州」と呼ばれる高い得点のカードの札がなくなるか、
サプライに置かれた3種のカードが売り切れになった時点で最も「勝利点」の高いプレイヤーが勝利となります。
手札で引けるのが基本5枚というのがキモで、初期手札にある「屋敷」は勝利点が「1点」しかないのでデッキを圧迫してくるんですね。これをカードを廃棄できるアクションカードを使ってどう削るかといった「デッキの圧縮」や、手札のドローを多くすることで回転効率をあげるかなど、プレイヤーの数だけ戦略が生まれますね。
気に入ったらor基本セットのカードに飽きてきたらサブスクリプション購入の検討
タブの「お店」は基本セットを無料で遊べるドミニオンオンラインに月額課金で追加拡張セットを導入するオンラインストアです。
説明には
基本(2版)のカードは無料で利用できます。拡張の利用にはサブスクリプションが必要となります。対戦者の誰かが所持していれば拡張のカードを利用できます。
サブスクリプションは自動的には更新されません。サブスクリプションの継続・強化をする場合、再度購入してください。価格は残りのサブスクリプションの価格だけ減額されます。
銀のサブスクリプション(5種類の拡張):1か月2.10ユーロ
金のサブスクリプション(現存する全拡張):1か月3.80ユーロ
と記載されています。
5種類のみで2.1ユーロ(265.19円)、全拡張つきで3.8ユーロ(479.89円)なので、タバコ1箱にも満たない金額でゲームがさらに面白くなるんですね~。
正直1週間くらい無料プレイした筆者は、速攻で課金してしまいました。別に宣伝しても一銭にもならないけどいいんです、面白いからもっと流行れと。
なお1か月ごとの課金で「買い切り」なのもいいところです。サブスクリプションというと自動継続・自動課金でついつい継続してしまいがち、無駄な出費になりがちなのですが、
一度支払ったら後は遊び放題で、有効期限が切れるまで遊べちゃいます。
またボードゲーム/カードゲームの宿命か、なかなか再販されづらい(まだ市販されていない)拡張デッキをオンラインならいつでも使えるのが魅力ですね。
2019年3月現在、未発売のルネサンスも完全日本語訳で遊ぶことが可能です。
さあ皆さんも深淵なるドミニオンの世界へ、無料だし一緒に遊んじゃおうぜ!
ドミニオン(Dominion)関連
通販はコチラ(Amazon/楽天/ヤフーショッピング)