ハロー、ボードゲーマー&ベイパー。
弾に行くならこんなボードゲームとバー。というわけで今回は、いろんなボードゲーマーの方に、ボドゲやってるならここは行っとかなきゃ!
ってめっちゃオススメされたお店、愛知県岡崎市にあるSOUL BAR「Dr.Smith(ドクター・スミス)」さんに行ってきました。
なんでもお店の名前からはボードゲームの”ボ”の字も出てきませんが、かなりボドゲがすごいお店なんだとか。あと大量のレコードx音楽も。
すっごくわくわくして遊びに行ってきたのですが、、、結論から先に申し上げますと「行って大正解!」。
めっちゃ楽しかったDr.Smith(ドクター・スミス)さんのお酒xVAPExボードゲームレポート、ご覧ください!
目次
SOUL BAR Dr.Smith(ソウルバー ドクター・スミス)ギャラリー
Dr.Smith(ドクター・スミス)さんは愛知県岡崎市の、東岡崎駅徒歩1-2分の超好立地にありました。
お酒を飲まない方にも優しく、あるいはドライバーとしていかれるなら近くにいくらでも定額駐車場があるためとてもアクセスのよいお店です。
地下1Fにあるドクター・スミスさん。階段を下りていきますぞ~。この地下に降りていく感がダンジョン探索してるみたい、あるいは隠れ家に侵入していくぞ、ってわくわくするんですよね。
特に初めてのお店なので、気分は冒険者。(Dungeons And Dragons感。)
お洒落な入口を通ってお店にイン!!
料金はチャージ500円、ドリンク700円~おつまみ500円~のバースタイル。
ボードゲームプレイ料金などはかかりません。
写真は燻製セット。チーズやししゃも、つけもの、ハムなど、どれも香ばしい燻製の香りがしておいしかったです。
夏場は出していないそうなのですが、こだわりのローストビーフや、まかないつまみなど、いろんなフードも楽しめるようです。次回の楽しみ。
落ち着いた雰囲気の店内
店内はキレイかつシックな内装で、落ち着いた雰囲気でお酒を楽しみながら、時にマスターと談笑し、ボードゲームでも盛り上がれる、とそんな印象。
マスターはとっても気さくかつボードゲームや、今回は話しませんでしたが音楽、パソコンなどに造詣の深い方で、話していて話題が尽きませんでした。
大量に収納されたレコードで音楽を楽しむこともできるみたいです。むしろ、もともとはそちらが主体で、試しに趣味だったボードゲームを少し置いてみたら、
お客様からの反応が非常によく、現在では土曜日にボードゲームの定例会もやられているようです。
写真ではわかりづらいですが、こだわりの超大型スピーカーが設置されています。アンプ+スピーカーこれはかなり気合入ってます。
ボドゲに熱中しすぎて「音楽聞かせてもらえますか」っていうの忘れましたが、間違いなくよい音なるんでしょうねこれは……。
ボードゲームレビュー
実はボードゲームの方からお話を伺いまして~と話を切り出したところ、じゃあボードゲームやりましょうかと、マスターがお勧めのボドゲを色々出してくれました!
ので遊んだゲームのレビューをば。
世界の七不思議 デュエル
傑作ボードゲーム、世界の七不思議を2人対戦用にリデザインしたゲーム。世界の七不思議よりも対戦に特化した結果、若干重たくなっているようです。
プレイ人数:2人用
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:約30分
ゲームデザイン:アントワーヌ・ボゥザ&ブルーノ・カタラ
第一の時代~第三の時代まで、ピラミッド型に組まれたカードから資源カードを集めていき、自分の手札にあるピラミッドを建造していくと、
いろんな効果が発揮されてより有利になるといったゲームです。ほぼ言語依存がないゲームで、アイコンで描かれているためルールがわかってしまえばリプレイ性は非常に高い。
また自分の軍事力があがっていくとお金(カードを買うのに使える)が増えたり、最終的な勝利点になります。
ただし軍事力そのものは獲得したときの使い切りのパワーで、持続力がない瞬発性の力だと感じました。(最終的には軍事力が高いほうが勝ちにつながりますが、、)
また軍事力で押し切って勝利することも可能です。
お金。カードを売ったり、カードの効果で獲得します。
相手が資源を独占するとその分購入コストがあがるので、カードをいかに相手に取らせないか、有利なカードを取るかも重要。
左は建造できると軍事力が2個あがって、3勝利点になります。
各時代ごとにピラミッドの作り方が違うのも面白いです。ランダム性もありどのカードが次に出るかもわからないので、どこの札から取っていくか、
相手にどの札を取らせるかという駆け引きも面白い。
マスターお手製の小さい説明カード。要点がまとめてあります。
1回遊んだ感じ、インストを受けながらプレイできて、意味が分かってくるととたんに面白くなるのはほかの名作と同様。世界の七不思議はこれをもっと簡素化したものらしいので、七不思議のほうも近々プレイしてみたいですね~。
軍事力をあげるのか、生産力をあげるのか、科学力を上げるのか・・・それぞれに利点と欠点があり、考えれば考えるほど奥が深い。
アイコンになれるまでちょっとモヤモヤ感がありますが、何度かリプレイしていけば面白くなるスルメゲーだと感じました!
Lost Cities(ロストシティ)
ライナー・クニツィアの2人専用ゲームです。名作ケルトの原型になったゲームで、クニツィアらしいジレンマが特徴的。
プレイヤーは探検家となって遺跡を発掘します、という探検冒険ゲーム。
カードと横長のボードを使うだけといったシンプルなゲームですよ。
カードを、得点として出すか、捨て札として出すかを選びます。
・得点として出す場合、必ず昇順になるように出さなければいけません。
得点を倍にするカードは一番最初しか置けません。
各色に関して1枚でもカードが得点として出されると、得点計算の対象になります。
・捨て札として出す場合、対応する色の捨て札置き場の一番上に置きます。ドロー
捨て札置き場か山札から1枚カードを引いて手札にします。捨てたばかりのカードは拾えません。最後の山札を引いたときにゲームは終了です。
1枚でもカードが出されている山に対して、カードの合計点-20をします。
手番にやることは簡単、上に引用したように、場にカードを捨てて1枚拾うか、得点にしていくか。必ず1枚置いて、1枚引かないといけないです。
すべての探検場所(5色)は、何も考えずにカードをプレイするとマイナス20点からはじまる仕様。
つまり、20点以上稼げた状態からカードを2~10の昇順に置いていかなければなりません。
逆転、加点要素としてスポンサーカード(握手マーク)があり、これを数字を出す前に置くと、点数計算が2倍、3倍、4倍となりますが、
もし20点以上点数がないと、逆にマイナスの倍数がついてしまいます。相手にどのカードを取らせてもよくて、どのカードをこちらが拾うか、読み合いも楽しいゲーム。
20点マイナスのジレンマがクニツィア作品らしく、デッキもそれなりのカード枚数があるので何度も遊びたくなります。
ケルトよりコンポーネント展開も速いのでバースタイルやカジュアルに遊びたい自分はロストシティーのほうが好きかも。
ミスティック・ベール完全日本語版
まるでドミニオンをソロプレイで遊んでいる感覚になる、デッキ構築型ゲーム。ドミニオン好きとマスターにお伝えしたら是非これをやろう!画期的なドミニオンライクゲームだから、と
出してくださったゲームです。カスタムヒーローズとかダイスフォージにもちょっと似ているかな。絵柄がファンタジックですが、ルールは結構シンプル。でも奥深いやつ。(表現が稚拙ですいません、シンプルで奥深いが万能ワードすぎるw)
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
対象年齢:14歳以上
ゲームデザイン:John D. Clair
原題:Mystic Vale
ドミニオンみたいにカードをわらわら並べていきます。このカードが特殊で、プラスティックみたいな形状になっています。
マスターお手製のトークン類。カードを購入することで得られるお金の代わりになる資源。勝利点や各種強い効果を持つ持続カードを買うために必要です。
ってプレイに熱中しすぎてゲーム中に写真撮れてないじゃないか!!
という言葉から察してほしいほど、プレイが楽しくなるゲームです。手札は20枚固定ですが、場に出ているカードを買っていって、最大1枚あたり3つのカード(プラスティック)を挿しこんでいき、
自分のデッキを強化していくのですが、、、1手番に2枚/2枚で、最大4枚カードが購入できるので、お金が増えていくと一気にゲームが加速します。
また手札を開いていくときに呪いカードが3枚出たらその場でカードを開くのがいったんストップしますが、次のカードが呪いでなければお金が増えていくというギャンブル要素もあって、
なかなかに白熱します。またギャンブルに負けると「バースト」しますが、次のターン以降いつでも使える+1金という救済措置も興味深い仕組み。
周りで遊んでいる方も全然聞かないですし、教えてもらって即購入したデッキ構築型ゲームです!写真撮ってなくて本当に申し訳ないのですが、遊べばわかるこの面白さ。
ドミニオン好きならはまる確率は120%ですね。
残念なポイントとしては、相手を攻撃するカードが基本デッキには一切ないから刺激が弱い、戦略面で面白くない部分があるのと、
冒頭に書いた通り、プレイしていると対戦しているというよりか、ソロプレイをしている感覚になってきます。またスリーブからカードを出してお片付けするのが若干面倒ですね。
ただそれらの欠点を補って余りうる、潜在能力がこのゲームにはあると感じました。
売れているか不明なため(多分そんなに売れてない?)、海外では出ている拡張が日本で出てくれるといいのですが…。ドミニオンでいう「魔女」みたいな攻撃/お邪魔カードが入ってほしいなぁ。
アークライトさんお願いしまっす!!
おまけ:マスターのすごいコンポーネント/レアゲーたち
レジスタンス:アヴァロンをより面白くするYES/NO枕・・・もといYES/NOの大きな意思表示カードと、成功/失敗の意思表示トークン。
わかりやすく、ドキドキ感が増す小物。ちょっとした工夫でボードゲームはもっと楽しくなる!
世界一アートワークが美しい、二人対戦人狼ゲーム「VAMPIRE EMPIRE(ヴァンパイア・エンパイア)」。
日本語版未発売のため、マスターが自作で完全日本語化されています。すごい。
ヴァンパイア陣営3・人間陣営6で、それぞれ相手陣営を滅ぼせば陣営の勝利というゲーム。
カードのイラストが美しいのはもちろんですが、日本語化の気合の入りようも半端なく、ただシールを張るのでは綺麗さを損なうということで、
元のイラストを取り込んだうえで、画像加工を施して、なるべく元のカードに近い形のデザインに仕上げてあること。巧みかつ匠。です!
こちらのカードは、パット見たら純正の日本語化されてるように見えちゃいます。
1枚1枚愛情込めて作業されているんだなぁと。
こちらはコンコルディアのプレイシート。マスターはボードゲームの投稿サイトにこういった当時未訳だったゲームの翻訳や、プレイシートなどを投稿されている歴戦の方。
Scythe-大鎌戦役-のフルカラーフィギュア!
サイズ大鎌戦役のフィギュア。全部カラーリングされてます。すっご!!
プレイヤーカラーごとにきちんと色分けされていてわかりやすい。
写真ではわかりませんが、服の黒と、メックの黒は色合いが違うということで黒色も使い分けがされています。
イエローカラー。
白のカラー。なお雪の大地でのゲーム(まだ未プレイなんでよくわかってない)なので、下の土台は雪の色をイメージされてるそうです。
青。これでゲームしたらとっても面白いんでしょうねぇ。
レアゲー、コンテナを完全自作!?
最後に見せてもらったのは、マスターが昔レアゲーでプレミア価格で購入したコンテナというゲームを完全自作したコンポーネント群。
いやーすごい。
最後は4目並べのクアルトを遊んで終了。
濃厚すぎる時間を過ごしたせいで本当に一瞬で時間がキング・クリムゾンされた感じ(時をふっとばす)でしたが、
音楽、お酒、そしてボードゲームといろんなコンテンツが楽しめる、SOUL BAR Dr.Smith(ドクター・スミス)さんは死ぬまでに1度はいっておきたいお店です。
是非皆さんも愛知県岡崎市に寄った際には行ってみてくださいね!
SOUL BAR Dr.Smith(ソウルバー ドクター・スミス)アクセス
所在地: 〒444-0864 愛知県岡崎市明大寺町寺東5−3 鈴熊ビル明大寺苑 B1F
Web:0564-83-6349
SOUL BAR Dr.Smith(ソウルバー ドクター・スミス)関連
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