ハロー、ベイパー&ゲーマー。
たまの土日に遊ぶならこんなボードゲームたち。ということで今回は、なんだかんだ苦手意識のあっていまだプレイしていなかった、ボードゲーム好きならだれもが知ってる「カタンの開拓者たち」。
そして名作「シャドウハンターズ」をプレイする機会がありましたのでレビューさせていただきます。
カタンについては語るのがおこがましいほど世界中で愛されているゲームです。
目次
カタンの開拓者たちレビュー
カタンの開拓者たちとは?
プレイ時間:60分+
プレイ人数:3-4人
世界、そして日本でも”ボードゲームの王様”と言われるほどの人気を誇る「カタン」日本版 絶賛発売中!
カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地(家)を建ててそこから島全体を開拓していきます。複数の対戦相手との開拓競争で、
最初に10点(例:開拓地1点)とった人が勝者となります。
具体的には、サイコロによって島から5種類の資源が算出されるので、その資源を元に次の開拓地を建てていきます。
ですが、なかなか必要な資源が集まらないこともあります。時には対戦相手と協力して資源を獲得し、時には陣地の獲得競争を行う
エキサイティングなゲームです! カタン島の支配者は一人だけ! 誰が勝者となるのか・・・
世界中の数々のゲーム賞を受賞した名作ゲームです。
ゲームプレイ
基本的にカタンの開拓者たちは、プレイヤーのフェーズ中に「1.サイコロを振る、2.出目にあわせて資源を獲得する 3.建設を行う/行わない 4.他プレイヤーと資源の交渉をする/しない 5.発展カードを使う/使わないの流れで進んでいきます。開拓地(自分の陣地)を広げていくのが目的で、序盤はそれに必要な資源カードを自分の領地以外のプレイヤーとうまく交渉をして譲ってもらわないといけません。
また素材カードは持ちすぎると、特定のダイスの目が出たときバースト扱いとなり、捨て札にさせられてしまいます。なるべく資源は使っていくのが基本スタイルです。
ゲームの最終目的は開拓地を建造する、発展させること、また道を最も長くしたもの/騎士カードを特定回数使ったプレイヤーが得られる勝利点条件を満たして、合計10点になったユーザーの勝ちです。
様々な効果を手番に行える発展カードには単純な勝利点となるものもあれば、相手の資源を奪える騎士カードなど様々な効果を持っています。
この発展カードはランダムにシャッフルされますので、ランダム要素も若干あります。
六角形の地形タイルは毎ゲームごとランダムになるので、どこのどの資源が眠っているかは毎回わかりません。それが頭を悩ませる要因の一つ。
自分の開拓地や、開拓地のアップグレード版である都市、またそれらをつなげる道路、この3つの要素を基本的に島に作っていくことで勝利を目指します。
カタンは何が面白いのか、遊んでみないとわかりませんでしたが、ダイスでの運要素、どこに建造物を建てるか、またその建造物のために資源をどうやって集めるか。プレイヤーと交渉するか、それとも奪うか。といった駆け引きなど、ボードゲームに必要な要素がすべて詰め込まれているからなのだと、実際に遊んでみてわかりました。
ルールになれて、ある程度定石が分かってこないと上級者には勝ちづらいゲームですが、相手のプレイヤーが何をしようとしていて、自分は何をしたいのか、そのあたりをクリアに考えられるようになってくると、より楽しめるのがカタンの開拓者たちです。ちょっとルールが複雑でややとっつきづらいですが、これはどのボードゲームでも同じで多少の慣れは必要ですね。
中~重系のゲームだと思います。
動画
シャドウハンターズレビュー
シャドウハンターズとは?
プレイ時間:30~60分
プレイ人数:4-8人
年齢:13歳~
「シャドウハンターズ」は、3つの陣営に分かれて争う正体隠匿系ボードゲームです。
プレイヤーが属する3つの陣営には、悪魔の森に生息する「シャドウ」、シャドウを狩るために森へやってきた「ハンター」、森に迷い込んでしまった一般人「ニュートラル」という3つの勢力があり、誰がどの陣営なのか探りながら戦っていきます。このシャドウハンターズが面白いのは、人狼のような正体隠匿ゲームでありながら、自分の操るキャラクターに「HP」があり、キャラクターを強化する「装備」があり、さらにキャラクター固有の「特殊能力」まであるところです。テレビゲーム、スマホゲームに慣れている人たちには、この情報を伝えるだけでグッと心を掴まれるようです。人狼をやったことがある人であれば、「戦う人狼」というとイメージしやすい
プレイ
日本語版は現在絶版中で「シャドウレイダース」というリニューアル品が現在発売されています。今回は貴重な絶版のシャドウハンターズをプレイすることができました。
このゲームは、正体隠匿系で、3陣営に分かれており、敵を倒したり、自分の勝利条件を満たすのが目的です。ハンターはシャドウと敵対しており、シャドウはハンターと敵対しています。
ニュートラルはどちらにも属していない第3陣営で、自分の勝利条件を満たして行動を行っていきます。この陣営はプレイを開始する前にカードを1枚引き、自分だけ確認します。
自分の役割カードは伏せておきます。自分だけいつでも確認することが可能です。特定の条件を満たしたとき役割カードはオープンされます/します。
人狼系って嘘をつかないといけないから苦手、という人でも、楽しめてハマる要素がかなりあるゲームです。
コマは自分のライフポイントを表していて、ほかプレイヤーから攻撃されることで減少し、自分のライフポイントが0になると死亡します。
役割カードの例、HPや特殊能力が異なっています。各プレイヤーは誰が味方で敵かわからないため、毎ターン獲得できる、推理のできる特殊カードを使って、
相手の発言や行動で推理を行っていきます。なるべく早期に味方と敵を見分けるのがキモのゲームです。
使用するダイスは2つ、毎ターンボード上のどこを探索(3種類のカードのうち1枚取得)するかを決めるのと、攻撃を行う際の判定に使われます。
このゲームは普通の人狼ゲームと異なるのは、会話(ブラフ)にそれほど依存しないことです、各プレイヤーは自分の勝利条件を目指していきつつ、他陣営の正体を探ったり、攻撃を行うことができます。
さらに攻撃/防御カードに加えて、相手の陣営を探れるカードがあり、それを使うことでどの陣営に属しているのかの推理や答えが導き出されてきます。
自分の陣営がすでに敵にばれている、と感じたら、役割カードを表向きにして(人狼でいうカミングアウト)特殊能力を使うことでピンチを脱出したり、自分の味方陣営に役割を知らせることで援護をしてもらうことも可能です。
途中で死んでしまったら会話以外参加できなくなるのは、通常の人狼と同じですが、初日からつられてやることないわ~的状態になることもなく、推理カード(補助)があるため、会話が苦手な方でも楽しみやすい正体隠匿系ゲームとなっています。人数が集まらないとプレイできないですが最低4人からなので一般的なボードゲームと同じように楽しめるでしょう。
先述した通りハンターズは絶版(日本語版)となっていますが、絵柄をリニューアルしたシャドウレイダーズというタイトルが発売されていますので、そちらを入手して遊んでみるとよいと思います!
動画
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