ハロー、ベイパー。
若い人は信じられないかもしれませんが、昔は機内でタバコを吸うことができましたよね。
電子タバコに関して、現在の航空会社の対応はどのようになっているのでしょうか?
気になったので調べてみました。
電子タバコは機内持ち込みOK?
電子タバコは機内に持ち込み可能です。
むしろ、持ち込みしか基本的にはできません。
スーツケースなどに入れてしまうと、X線検査で引っかかり、手荷物に入れるように指導されます。
持ち込み数に制限はありませんので、手荷物で持っていくようにしましょう。
なお、電子タバコを機内に持ち込む際には、ショートしないように購入時の容器などに収納することが必要です。
テープで端末を保護し、バッテリーを絶縁する方法も有効と言えます。
リキッドは液漏れを防ぐ為に、袋に包むことが大切。
自分の手元で責任を持って保管しましょう。
機内で電子タバコは吸える?
90年代末まで、機内で紙巻タバコを吸える飛行機もありましたが、現在は航空法により禁止されています。
万が一喫煙し、飛行機の安全な運行を阻害してしまった場合は、航空安全阻害行為として逮捕されますので注意しましょう。
電子タバコは、火を使わないアイテムなので、2017年現在は厳密に言うと吸ったとしても法律違反にあたるわけではありません。
ただし、誤解を招く恐れがあり、他の乗客の快適性を損ねる危険性もありますので、機内での使用は控えることが促されています。
安全・快適に飛行機を利用する為にも、喫煙はしないようにしましょう。
機内でタバコを吸いたくなったら・・・?
長時間のフライトは、喫煙習慣がある人にとって辛いものです。
機内でタバコを吸いたくなったら、どうしたら良いでしょうか?
主な方法は2つあります。
1つ目はニコチンガムを噛む方法です。
ニコチンガムは機内に持ち込み可能ですし、噛んでも問題ありません。
フライト時間などを考慮して、何個か持ち込んでおくと良いでしょう。
一般用医薬品なので、薬局で購入することができます。
2つ目はニコチンパッチを活用する方法です。
ニコチンガムよりも強力なアイテムなので、長時間のフライトの際もしっかりサポートしてくれます。
ただし、使用方法を守らないと副作用が起きる危険性がありますので、使う時は用法・容量を事前によく確認して、正しい方法で使用しましょう。
一部のニコチンパッチは薬局でも購入可能です。
使用方法が不安な方は禁煙外来を受診し、医師の指導をよく聞いた上で使用することを推奨します。