ハロー、ベイパー。
ビルドする人にとって必須のツール、「Ωメーター」。
正確じゃないし、Modで測るからいらないよ~って人もいると思いますが、僕の場合はビルド用の台座としても利用しています。
従来の品はコイルの抵抗値を測る+バッテリーの電圧を測るくらいの機能と、
USBやACアダプタで電力を供給するか、単3電池を使うかくらいの違いしかなかったのですが。。。
最近よく名前を見かけるようになったGeekVape社から、ドライバーンとΩメーターがセットになった優れものテスター「GeekVape 521 Tab」がリリースされました。
これをEverzon社からご提供いただきましたのでレビューっす。
提供元:Everzon社
ご提供ありがとうございます。
Thank you for your offer! Everzon…
目次
製品概要
スペック
抵抗値計測 0.01 – 9.9Ω
最低抵抗レート: 0.1Ω
接続 : 510接続(スプリング調整式)
バッテリー:18650リチウムバッテリー1本(3.7V)※パッケージにバッテリーは含まず
カラー:黒(ピアノブラック)
サイズ:93.6mm×75.4mm×24.7mm
製品機能
18650バッテリーを使うタイプのテスターです。単3とか単4でもいいんですが、18650だと普段使っているBox Modと共用できるので、便利ですね。
それにテスターですから激しく使わない限りバッテリーも持ちそうです。
まずは開封!高級感のある本体
箱の裏側にはスペック表記と、正規品であることを確認できるスクラッチ式のシールが貼り付けられています。
箱を開けると中からピアノブラックで美しいGeekVape 521 Tab本体がお目見えです。これ普通のΩメーターくらいのサイズかと思っていたら、一回りは大きい感じです。がそこまで気になるほどでかくもないかな。
スイッチは二方向に切り替えるタイプ。上にスライドさせるとFire(パフボタンを押したときと同じ)でドライバーンできるようになっていて、下がΩ値の抵抗計測モードですね。ひじょ~~に簡単!
それよりも撮影している手が映りこむほど美しい黒の塗装が目を引きますね。ただこれ、きれい好きの人にはちょっと困るかも。すぐに手垢とかつくタイプのやつなんで、リキッドでべったべたになったりしたら、その都度掃除がしないとダメな感じ。
滑り止め防止もついている本体周りを見てみよう
裏側には薄いマグネット式の蓋で固定されており、そこには滑り止め防止のゴムがついています。手持ちの他のΩメーターを見てみましたが、当然ついていませんでした。
意外とビルドしているときにアトマイザーがズレたりしますから、この心配りはうれしいですね。
すっごいぴかぴか。ほとんど鏡。ただ、掃除は覚悟したほうがいいですね。
本体横に燦然と輝くGeek Vapeのロゴ。個人的には嫌いじゃないです。
BOX MODと比較。小型のMOD二つ分くらいの横幅といった印象。
バッテリーはIMR18650を1本使用します
裏ぶたはマグネット2つで止まっているのでパカっと外せます。
するとバッテリーホール(写真上)が出てきますので、プラスマイナスの指示にしたがってIMR18650(18650サイズのリチウムバッテリー)を挿入。ただコネクタがすこーし硬かったです。
外れることはなさそうですが、入れるとき若干力を入れないと入らないかも。
逆に緩くて変に通電したりしなかったりすることはないので安心といえば安心か。
IMR18650を1本いれてみたところ。
実際に抵抗値を測ってみよう
0.5Ω付近でビルド済みのアトマイザー(RDA)つけて、手持ちのΩメーターと並べてみました。結構大きいですね~。
BOX MODと若干誤差は出ましたが、ほぼ同じ数値。(0.01~0.02)これは再度試してみますが…。
古いほうのΩメーター。誤差が0.05くらい出ました。実際にはMOD本体につけたときに正しくわかればいいんで、あくまで目安と考えればまぁ。GeekVape 521 Tabのほうがより正確だったという感じです。がちょっとしたことでも割と抵抗値は変動するので、あまりアテにならないかな。
ドライバーン(Fire機能)を試してみる
ちょうど少しリキッドが残っていたのでそれを飛ばすためにドライバーン(Fire)させてみました。
スイッチを「Fire」側に切り替えて、左のFireボタン(パフボタンと同じ)を押し続けるとドライバーンできます。
反応としてはワンテンポ遅れて着火するイメージですね。スピーディなレスポンスを期待していると少しがっかりするかも。あとドライバーンだといいんですがリキッド入ってると飛び跳ねてあつっ!ってなる位置関係。
またバーン中は下にリアルタイムの抵抗値が表示されるようです。ここで取り付け前に最終チェックもできるわけですね。
総評
良かった点
悪かった点
全体的にサイズと汚れやすさに目をつぶれば非常に優秀な一台と思います。初心者向けですね。
バッテリー残量がすぐにわからないのがちょっと難点ですかね。(F1エラーでバッテリー容量少ないとはわかります)
Fireいっぱいしなければかなり持つとは思いますけど。
類似品のCoilmaster 521 Tabのほうは残量表示がついていて、Modの電圧が測れるようで、
ちょっとメカメカしいのに対して、GeekVapeのは高級感がある感じですね。
特に計測&ドライバーンをセットでやれるのは、ビルドをたくさん行う人にとってはうれしい機能。
Modでやるよ!なんてこと言わないで、
きちんとメーター使ったほうが安心してModに取り付けできますからね。
あと私見ですがすごく高級感があるので単純に所有欲を満たしてくれますし、細かいところへの気配りもあるので日本人向けのテスターじゃないでしょうか。
電気のプロどころかアマチュアなので計測ができればいいや、と思ってましたけども、このGeekVape 521 Tabを手に入れたことで、今後さらにビルド道を究めたいなぁとワクワクしてきました。
Vapeやってる人で工具好き、テスター好きな人はソッコー買っちゃいそうですね。そんなテスターでした!
なんせ値段も3000円切るくらいですからね。必要十分!
価格安い!高級感あり!簡単!
★★★★☆ 4.5点。
エラーコード一覧
- F1 バッテリー残電圧下限
- F2 ショート(短絡)
- F3 電流遮断
- F4 抵抗値下限
動画レビュー
その他のレビュー
「Digital 521 Tab Coil Master」(GeekVape)レビュー(Vape-Begginer)
購入
→Everzon Geek vape 521 Tab 今セール中みたいで安いっす。