ハロー、ベイパー。
電子タバコ(Vape)をたしなまれる方、そうでない方、嫌いな方、様々いらっしゃると思いますが、
自分の体験談として節煙、禁煙目的での導入としては、1か月目からリアルタバコを吸わなくなり、
2か月目に禁煙外来に行った際には、非喫煙者と同じ一酸化炭素濃度になり、3か月目にして、リアルタバコよりも1/4以上の節約ができたなど、メリット面が大きかったです。
こうなると、電子タバコに変えたら最高だぜ!と周りに吹聴したくなるのが人間ってモンですが、
ちょっと待った。と考えさせられる事例が数年前から起こっているんです。
目次
USB充電でマルウェアに感染!?
それはスパイウェア、マルウェアの疑惑です。電子タバコの充電方式はmicroUSBが多いのですが、
その充電器にマルウェアが仕込まれており、購入したユーザーがマルウェアに感染したため、
ウイルス対策会社が調査したところ、中国の電子タバコ業者が製造した電子タバコ製品を、PCでUSB充電するとマルウェアが感染する仕組みになっていたということです。
大手対策会社トレンドマイクロの調査によれば、デバイスにウイルスが仕込まれた事例は数年前から起こっている、ということで、決して対岸の火事ではないんですね。
マルウェアとは?
マルウェア (malware) とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称である。マルウェアには、様々な脅威が含まれる。マルウェアの例としては、ウイルス、バックドア、キーロガー、トロイの木馬、ランサムウェア、マクロウイルス、ブートセクタウイルス、スクリプトウイルス、クライムウェア、スケアウェア、スパイウェア、悪質なアドウェア[1]、ミスリーディングアプリケーションなどがある[2][3][4][5]。日本では、「悪意のある不正ソフトウェア」または「不正プログラム」とも呼ばれる
ーWikipediaより
ではどうしたらよいか?最低ウイルス対策ソフトは必要
凶悪かつ狡猾なマルウェアの中にはウイルス対策ソフトの監視を潜り抜けるものもありますし、
100%の保証があるわけではありませんが、セキュリティ意識が低い一般ユーザーの場合、
感染に気付かず情報がダダ漏れになっているという可能性もあります。
最近の対策ソフトは3年版が数千円で購入できます。特に上記のESET SMART SECURITYは私も使っていて、
かなり軽く、対応も速いのでお勧めです。
※確実に防御できるわけではありません。
本体は最低でも正規品を安心できる店舗で買おう
とはいってもこれから電子タバコ(Vape)を始めようとしている方や、もう始めた人にとっては
不安をあおるだけではいけませんよね。
電子タバコ本体(Mod)を購入する際のその他の対策としては、
- 有名メーカー(Innokin、Kangertech、Aspire、Joyetech等) 製
- オーセンティック(正規品)を購入
- 信頼できる・実績のある店舗(実店舗が望ましい)→保証が受けられるため
といった条件を満たしている製品であれば、
今までのところそういったソフトウェアが仕込まれているという報告はあがっていません。
ただ、オークションで購入した激安・粗悪品、メーカーがどこかわからないようなもの、はかなり危険度が高いといってイイでしょう。
もし万が一感染してしまうと、自分のPCが被害をこうむるだけでなく、ほかの人に迷惑をかける恐れがありますから、自分は関係ないやと思うのではなく、PCで充電しないBOX MODタイプを選び、外部充電器で充電するなど対策をしていったほうがより安心できます。