最大80Wまで対応した阪神カラー?ストライプのMod、24 80W TC BOX Modのレビュー!
24は何を意味しているのかわかりませんが、トゥウェンティフォーなのでしょうか?
この機種の最大の特徴は自動で最適な温度範囲を設定してくれる機能がついていること。
その威力がどの程度のものなのか、見ていきましょう。
⇒【MOD】アンチドライバーニング対応24K 80W TC Box Modが登場 - Vape JP
目次
iSmoke 24 80W TC Box Modスペック
材質: 亜鉛合金
Mod: TC.VV/VW MOD
Wレンジ: 51-100W
Mod Wattage: 80W
温度管理範囲: 200 - 600F
510コネクタ:スプリング調整式
アトマイザー接続幅:23mm
バッテリー:18650*1
バッテリーカバー: マグネット式
カラー:ブラック、ブルー、パープル
サイズ:LWH 40*23.3*83mm
重量:166g
ファームウェアアップデート対応、ドライアンチバーニング対応、バッテリー逆差し防止
サイズ感はほぼVTC Miniと同クラスです。
質感は中の上、パフスイッチのストロークが浅い
サイズは非常にVTC Miniと似ています。本体横にデカデカと”24”のロゴが刻印されていてとても目立ちますね。
本体正面。一般的なレイアウトで上からパフスイッチ、液晶、プラスマイナスボタン、そしてmicro USBポート。
ここでやや気になる点があり、後述しますがパフスイッチのストローク(押し込み具合)がかなり浅く、たまに引っかかって戻ってきづらい時がありました。これは非常にマイナスのポイントで、ミスファイアを誘発してしまうのでNGです。
ロゴについては賛否両論あるでしょうが、個性的なModとしては評価点、なのかな。
背面にはバッテリーのベンチレーションホール。大型です。
面白いバッテリーカバー
バッテリーは底のほうからカパっと上に開くタイプになっています。ヒンジの耐久性がやや不安を残しますが、この機構は嫌いじゃないです。
バッテリーを交換してる!という感じにさせてくれます。
またバッテリーカバーをどこかに置いておく(VTC Mini)とかそういった手間がないのもいいですね。
特に語ることもないバッテリーホール。可もなく不可もなし。
ガルウィングドア(下図参照)みたいでかっこいい?
基本操作 わかりづらい!
ここからは基本操作になりますが、24 80W MODはやや操作性が特殊です。
画面はとても明るくて見やすいのを最初に言っておきます。
設定をするときはアトマイザーを外した状態で行う方がわかりやすいです。
まずモードの移行はパフスイッチを5回押し(2秒以内)。
3回押しでロックがかかるので無視して連続で5回押すとモード変更画面に移行します。
点滅が開始したらプラス、マイナスボタンでモードを変更します。
温度管理の場合はその後AC(自動管理)/NC(ノーマル管理)の設定があります。自動で温度管理をさせたい場合はACモードを選択。
モードを選択すると今度はNi/Ti/SS316のワイヤー選択になります。
決定はパフスイッチの長押し。これでモードの設定が終わりです。
抵抗値の再測定はメイン画面でプラスマイナスボタンを同時押し。
これで抵抗値を測定してくれます。
また電源のOFFはモード変更中にSYSTEM OFFを選択しなければなりません。Joyetech系や5回クリックでON/OFFに慣れていると、このメニュー方式はいささかネガティブな感情が生まれますね。
吸ってみました、自動管理にはやや疑問
ACモード、なおかつSS316コイルで吸ってみました。
かなりワッテージが高く設定されているのか、(また温度管理モード中のW調整は自動で変更できない模様)個人的にはミストが熱くてあまり好みではありません。味は十分出てくれますけどね。
最適な温度管理範囲を自動調整という部分はSS316では十分に生かせないのかもしれませんね。
総評
良かった点
- 独創性のあるデザイン
- ガルウィングバッテリーカバー
- 自動温度管理
- 明るいLED
- 大きすぎず、小さすぎないサイズ
- ファームウェアップデート対応(するとはいってない)
悪かった点
- 操作性がやや悪い
- パフスイッチのストロークが浅い
- 温度管理中の抵抗値ロック不可
- 温度管理中のW変更不可
全体として平均点はクリアしているものの、温度管理の機能に関してはもう少し煮詰める必要があるかもしれませんね。
特に自動温度管理はもう少し使い込んでみないとわかりませんが、かなり好みがわかれる部分だと思います。
総じて初心者にお勧めはできず、2台目、3台目のModとして中級者以上のコレクションアイテムといったModだなぁと感じました。
個体差だといいのですが、パフスイッチのストロークが浅い問題については、誤動作を誘発しますので改善してほしいですね。
ファームウェアアップデート対応機ですが、公式サイトが見つからず、どこでアップデータを探せばいいのか不明という、ありがちな中華オーセンクオリティ。ここは笑っていいトコロだと思いますけど。