ハロー、ベイパー。
TOPBOXやDripbox、サブタンクを生み出したあのKangertechから、オールインワンのスターターキット「Kanger CUPTI-2スターターキット」を今回はレビュー。
前作はCuptiというモデルが出ていましたが、
本機は2になって、温度管理つきデュアルバッテリーのオールインワンスターターキットとなります。提供は中国の電子タバコ通販サイトHealth Cabinより。
提供
Thanks For Offer!
目次
スペック
基本デザインはDripbox 160を踏襲。
内容物
開けてみた
箱は割愛。CUPTI2とか書いてあります。オールインワンタイプですが、普通のアトマイザーをつけることもできるようになっており、右側はそのアダプタです。まあオールインワンから普通のRTAとかクリアロに発展もできるという感じですね。
カッコイイけど重たい!
本体形状はDripbox 160と共通みたいですが、左右に大きなベントホールが空いています。またずっしりとかなり重たいです。凶器かな?
タンク部分。もっとたくさん入りそうですがーMAXゲージまで入れて5ml換算の模様。中途半端だなぁ。
元Kanger信者としてはこのブランドロゴは好感持てます。
バッテリーロックはこの真中のパーツで。造りはしっかりしてます。
RX200/RX200Sで見たことのあるようなフォルムですね。
では使ってみましょう。使う前にコイルを確認して組み付けます。
0.5オームと書かれていますが実際は0.36オームと検出されていました。うーん、、個体差もあるの?
コイル自体は組み付け簡単です。
使ってみた
基本操作
電源ON/OFF…パフスイッチ5回
モード変更…パフスイッチ3回
画面反転…パフ+プラススイッチ
ロック…パフ+マイナススイッチ
メモリー…VWやTCセッティング後、プラスマイナス同時押し。
マニュアル読まずに自力でやってみました。
M1~M5までメモリプリセットを搭載しており、プラスマイナス同時押しでセッティングした内容を、もう一度プラスマイナス同時押しすると、そのM○の数字1-5番に保存することができます。
また各種モードはパフスイッチ3回で順次切り替わっていく方式です。まぁ操作性については及第点でしょうか。
TCがうまく動かない?
付属コイルがSSだったので試しにSSモードの温度管理トライしてみたのですが、いわゆる”出力されなくてうまく動かない”状態でした。ミストが立ち上がってこないんですよね。
これは設計の煮詰めが甘いのか、それとも僕の間違いがナニカあるのか……。いずれにしてもVWで吸いましょう。
最後の頼みの綱のVWも、デュアルバッテリーにしては設定したワッテージに対してかなり低く出力されているイメージ。パワーを感じません。
なんだこれ……。製品ベータ版?
ファームウェアアップデート
kangertech.com-firmwareからファームウェアのアップデートが行えます。
http://kanger-tech.com/Firmware/KangErVaporSetup_v1.4.0.6_2016.07.23.zipが最新版です。
セットアップタイプのKangertech独自ソフトウェアがインストールされます。
EvolvのEscribeのKanger版といった感じで、ロゴの書き換えやパワーモニターなどかなり高機能の模様です。
ただUSB認識が不安定?であったり、まだ煮詰めが甘いように感じます。
ロゴの変更画面。
各画面は画像をインポートして編集したり、ドットを直接打つこともできます。これは優秀。しかし力の使い方が間違っている気がするゾ?
肝心のファームウェアファイル自体はまだ提供されてないくさい?
お絵かきもできる!
総評
よかった点
悪かった点
こんな人におすすめ
ちょっと良い点よりも悪い点が目立ってしまう残念なスターターキットです。
バッテリーが2本かつオールインワンタイプで、リキッドを一日中吸っていたい人には良いのかもしれませんが……
TCもなんだかうまく動かないしファームウェア待ちなんでしょうか。色々未完成な感じ。ファームウェアでの改善に期待。
オールインワンですので普通ですと初心者にオススメするモデルなんですが、これはちょっとオススメできない。やっつけで出した感がすごくあります。
Kangerのブランド買いをするということでなければ、これを選ぶ意味はあまりない気がします。悪い方のCクオリティ出てるよこれ……。ごめんKangertech。擁護できなかったよ。。。
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