ハロー、ベイパー。夏のイベントの準備に追われているなべです。今回紹介するのはHUSSAR VAPESのHussar RDTAです。ポーランド製の小型RDTAでオトコ心をくすぐるデッキとキャップ構造、よく考えらていることがうかがえます。今回も前回と同じくEco-Izmさんからフライングゲットさせていただきました。こういうのってやっぱじっくり味わってからレビューしたいじゃない?(遅くなりすみません)
なお、自分はハッサーでいきます。こっちの方が通りがいいしね。
提供
目次
HUSSAR VAPES Hussar RDTAスペック
○仕様
・直径:22mm
・高さ:20mm(コンタクトピン含む、ドリップチップ含まず)
・重さ:32g
・材質:SS316
・MADE IN ポーランド
○内容
・HussarRDTA本体(SS316/CNC旋盤加工/PEEKインシュレータ絶縁)
・木製ケース
○スペアパーツパック内容
・BFピン
・ピン用Oリング、デッキ用Oリング 各1
・キャップ固定用イモネジ(予備)x1
HUSSAR VAPES Hussar RDTA開けてみた
今回の入れ物です。木製ですが、どうしてもあるものにしか見えません。
内容物一覧の写真です。台座は510スレッド付きです。外箱が木製でこだわっているので、輸送保護のこと考えたらアトマイザーに傷は付かないよね。輸送代はかさばるから余計にかかりそうだけど。
全部を分解してみました。大きなパーツが3点。小物がポジティブピン(BFピンと変更可能)、ワイヤ固定プラスネジ、ピンのインシュレータとOリング、ピン固定兼用ポジティブ金具。トップキャップ位置合わせ用イモネジ。イモネジの突出の調整は不要です。最大に閉めても1mm程度は出ているようになっていました。上から順に見てみましょう。
トップキャップ上部はフィン構造になっています。逆三角形で接しているため、効果的に熱放射されているためか連続チェーンで吸っていてもそれほど熱さは感じませんでした。私としてこの部分は重要ポイントです。
エアホールは両側に2mmずつ。MTLからちょいきつめのDLまでいけます。
デッキのキャップ合わせの穴とコイル部分のチャンバー室です。トップキャップの隙間がコイルとコットンに合わせたひょうたん型になっているため、極端に狭くなり味が濃く出そうです。
デッキ部分です。よくここまでやったなと、思うのが第一印象。
真ん中左右の穴がコットンを入れる4mm弱の穴。右下が3mmのジュースチャージの穴。左上がチャージ時の空気穴です。ジュースチャージ穴はトップキャップを閉めたときはちょうど塞がっています。
デッキ左上のイモネジは約1mmほど突起しており、トップキャップの穴の中に収まり、位置合わせおよび、エアフローの調整に利用されています。なお、ネジが緩んだときは別途用意する必要がありますが、0.89mmの六角レンチで締め直すことができます。
ワイヤ固定用のネジを最大まで緩めた状態です。26G以上の太いワーヤは最大近くまで緩めないと入りません。ビルド時に一度片側ずつ外して固定するのが楽かもしれません。
ポジティブピンはデッキ固定と兼用で調整できません。ちょっと出っ張ってはいます。
HUSSAR VAPES Hussar RDTA使ってみた
ビルドですが、エアフロー全開でもチャンバー内が狭いため濃い味は出ますが、熱量が大きい場合、下に近づけ過ぎるとPEEK材を溶かしそうです、また、上に上げすぎるとドリップチップの近くまで来るので、下手をするとドリップチップを溶かしそうです。ドリップチップが金属だと溶けませんが、万が一接触してショートする可能性もあるので上に上げる場合は気をつける必要があります。1オーム付近でスイートスポットを探してみたいと思います。
お約束の28G 2mm径スペースド5巻にて。1.00オームジャスト。
使用しているコットンはKENDOCOTTONGoledEdition。RDTAはいつもこれ。
高さはこんな感じ。あとでもう少し上げてみました。
試したリキッドはバリスタの塩キャラメルコーヒー。エアは全開で、11Wから15W程度で炊いてみましたがおいしい。なお、高さを低くすると全体の味が出て、上げると甘みが増しました。もっと甘みがほしいので次のビルド。
次は26G 2.5mm径スペースド5巻。0.78オームにて挑戦。ちょっと抵抗値低いから甘めになるかな?
同じジュースで15W程度で試飲。あ、こっちの方が好み。
最後に切り札。ナロークラプトン0.3mm+0.1mmを2.5mm径マイクロ5巻。1.29オーム。
同じジュースで11~13オーム程度で炊いて試飲。あかん、一番うまい。
コンパクトなRDTAなのでショートドリチが似合います。ちなみにフタとデッキを合わせるのは、慣れてしまえば問題ありませんでした。
総評
デッキがオトコ心をくすぐる構造でしたが、なかなか強者な部分もあります。今回3つのビルドを載せていますが、どれもおいしいビルドでした。味はどれも濃く出ます。ただ、使用したリキッドの自分の好みの味の出方じゃなかっただけで。ほかのリキッドでも試しましたが、28G2.0mmスペースドがとれもおいしいリキッドもありました。
特徴でもあるのですが、チャンバー内が狭いためか、同じビルドでも多少の高さのずれだけでも味が変わってしまうほど敏感です。スペースドの間隔でももちろん変わりました。とにかくちょっとの調整で味の変化が大きいです。そのため、中級者以上としています。初めてのリビルダブルアトマイザーとしても選択肢はありかなとは自分としては思います。確かにビルドのできる範囲はデッキ、トップキャップから自由度は狭められています。低抵抗すぎるビルドやバーチカルで組むなどは難しいでしょう。おいしいビルドはこうしなさいとデッキから示唆されているのですからそれに乗ればいいのではないでしょうか。。
なお、ビルド自体は、なれれば簡単に組めます。組んでからの調整がキモです。
BFピンも標準で付いていますが、ビルドをやり直さないとBFピンに置換できないアトマイザーが多いですが、HussarRDTAはビルドした状態でBFピンに置換できるのも良い点ですね。
よかった点
- 味が濃く出る。
- ビルドの調節次第で幅広いリキッドに対応できる
- オトコ心をくすぐるデッキ。
- コンパクトなRDTAで外見もカッコイイ
悪かった点
- ちょっとお高い
- 買う機会を逃すと買えない
- 同じ時期にほしいアトマイザーが出過ぎ
こんな人におすすめ
- 中級者~
- シングルビルドデッキを探している方
- コンパクトアトマイザーを探している人
- デッキに惚れた人
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Hussar RDTA - Hussar Vapes - チャイナアドバイス China Vape TV
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