ハロー、ベイパー。
子供のころは誕生日やクリスマスに友人、家族からよくプレゼントをもらえていたものですが、いくつになってもプレゼントは嬉しいもの。
いい歳こいてくるとプレゼントなんて夢のような存在になりますので、自分で買っちゃいました。
そう。VO75チップ搭載MODをね。メーカーUnited Society of Vapeの、「USV-L 75w Box Mod」がそれです。USAデザインのBOX MODですね。
他にもVO75チップ基板搭載MODとして有名なモデルにASVAPEのストライダー(Strider)とかDagger MODがありますね。Vapor Lemon(ベイパーレモン)さんで取り扱っていて気になっていたモデルです。
今回は、初めてのVO75チップ搭載MODのレビューとなります。
なんで購入したかというと、最近主に使っている24mm幅のアキレス24 RDAがぴったり乗ってくれて、軽くて小さいMODが欲しかったからなんですよね。
目次
購入先
USV-L 75w Box Modスペック
■製品仕様■
VOチップ搭載(Made by VO TECH)
スレッド:510
材質:アルミニウム合金
サイズ:83.6mm×44.6mm×25.4mm
出力:5w~75w
電圧:3.3V~4.2V
出力電圧:0.5V~8.5V
温度管理:100℃~300℃(212°F~572°F)
モード:POWER/BYPASS/TEMP/VPC(Variable Power Control)
Ni200,TI,SS(304,316,317)
18650バッテリー1本使用(別売り)
■商品内容■
USV-L MOD×1
マイクロUSBケーブル×1
コレクターズ・ダイス×1
ユーザーマニュアル×1
保証カード×1
VO75チップ基本操作方法
電源ON…パフスイッチ5回
操作ロック…3回パフスイッチクリック
モード変更…(操作ロック中)5回パフスイッチクリック後、プラスorマイナスで各種モード切替
モード切替…パフスイッチでモード⇔システム電源OFF入れ替え
画面反転…パフスイッチ+プラスorマイナス押し
選択終了…パフスイッチ長押ししてからプラスで戻る
電源OFF…Systemに液晶表示が合っている状態でマイナスボタン
抵抗値再取得…温度管理中プラスマイナス同時押し
USV-L 75w Box Mod開けてみた/使ってみた
VAPEバンドついてました。高級感あるパッケージ。
特徴的なデザインがあしらわれています。あとパフスイッチ以外に液晶画面とか操作スイッチ、microUSBポートはケースを外さないとアクセスできない仕様です。このため、利用中はメカニカルBOXを使っているように錯覚させられます。
なぜかついてたおまけのサイコロ。結構しっかり作ってあります。6面体ダイスと聞くと1D6を思い起こす(過ぎし日のTRPG並感)
本体。USBのロゴとブラックのボディがとてもマッチしてますね。複雑な線が描かれたボディデザインも素敵。
510スレッド部分。24mmアトマイザーがしっかり乗りますよ。
両面ボディカバーがスライドして外れる!
本機の特徴として、液晶&操作ボタンがステルスで隠れるというものがありますが、ボディ両面のカバーがスライドして外すことができます。
ボディ両面には、「UNITED SOCIETY OF VAPE」(アメリカVAPE界)「DESIGNED IN CALIFORNIA」(カリフォルニアでデザインされた)と表記あり。
主張してるけど主張してない感、嫌いじゃないです。
気になる重量は…
126.15gとそれなりに軽量。欲を言えば亜鉛合金でもこれくらいの重量モデルはあるので、もう少し軽いと嬉しかったですが、携行するシングルバッテリーMODとしては許容範囲内。肉厚ボディですし、こんなところでしょう。
初期状態で5W。最初低く設定してあるのは優秀なテクニカルMOD(レギュレーテッド)ですね!初心者も安心。
ちょっと難解な操作方法を経てたどり着くVPCモード。カンタル線で出力のカーブを描くことにより、疑似的に温度管理を行うことができます。
独特の操作性がありますが、VWで使うだけなら本当シンプルでいい感じのMODです。
ファームウェアアップデート可能!
http://vochipset.com/downloadsからVO Editorほかをダウンロードすることでファームウェアアップデートやロゴの書き換えが可能になります。
ダウンロードしたVO EDITOR.exeをセットアップします。が、うちの環境だとうまくデバイスを認識してくれませんでしたので、とりあえずロゴの書き換えは保留。
バッテリーを抜いた状態でないと、USBケーブルをさすと充電モードになりうまくWindows PCに認識されないため、バッテリーは抜いてからUSBケーブルを差してください。
その状態でVO Editorを起動すると、現在のデバイスの状態が表示されます。
『VO Chipset Firmware (Strider & Custom Mods)』をダウンロードしておけば、ファームウェアのアップデートが可能です(2017/10/01現在)。
Openからファイルを選んで、「Update」をクリックすると緑のステータスバーが進んでアップデートされます。
また、128×32ピクセルの1ビットカラーのシングルビットマップを用意することでロゴも書き換えられます。
電タバ関連つらつらと・・・ - VO Chipsetに各種ロゴデータがあるのでありがたく利用させてもらうのもよいでしょう。
まぁ本機の場合、そもそも液晶がステルスになってるんで、あまり意味ないかもですが。
USV-L 75w Box Mod総評
よかった点
- 24mm幅のアトマイザーが収まる
- アルミボディで軽量
- VO75チップ
- 液晶が隠れてスタイリッシュ
- デザインがCOOL
- コスパよし
- メカニカルっぽく見える
- スライドするボディカバー
- 質実剛健な造り
- VPC(カーブモード)でカンタル線でも疑似温度管理可能
- ファームウェア&ロゴアップデート可能
悪かった点
- 操作方法にクセあり
- 液晶が常時見えない
- 操作ボタンが常時隠れる
こんな人におすすめ
- DNAやYiHi基板に飽きた人
- デザインにこだわる人
- 軽さを追求する人
- メイドインUSAが好きな人
- 中級者向け~
というわけでUSV-L 75w Box Modのレビューでした。想像以上に自分が思い描いていた理想形に近いところがあり、買って満足度の高いMODでしたね。
特にセール価格で購入できたので、喜びもひとしお。
アルミボディですがしっかりとした造りになっており、デザイン(意匠)もアメリカンスタイルなので、Vaperには人気が出るモデルだと思います。
難点はVO75チップの独特の操作性ですね。パフ3回クリックで機能変更といった汎用的な操作性でないので、戸惑う方は多いでしょう。次に液晶パネルが常時隠れるのを、「こういうデザインだから問題ない」とするか、普段見えていないとバッテリー残量や抵抗値が気になる人はNGかもしれません。
あと「謎のアルミ製(と思われる)サイコロ」が付属してくるんですが、なんなのこのオマケ…。
最後に余談となりますが、VO75チップ搭載MODも利用したので、これで後使っていない主要基板は、Dicodes(ディコダス)くらいになりましたね~。温度管理使わないから今いち食指が伸びないんですよ。。。高いし。
USV-L 75w Box Mod(VO75基板搭載MOD)はお値段もそこまで高くないですし、液晶や操作スイッチが煩わしいと感じていた人には最高の一台になるでしょう。
僕もしばらくメイン機として使っていこうと思っています。
本音を言えばテクニカルMODは、機能的にはどのMODも大差ないので、デザインで選んだとこが、大きいんですけどね。
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