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2022年FIFAワールドカップで喫煙すると罰金や刑務所行きの可能性も!
いよいよ、待ちに待ったFIFAワールドカップ・カタール大会が迫ってきましたね。早速ですが、2022年W杯の開催地である「カタール」について、どれくらい知っていますか?例えば、スタジアムでタバコを吸ったら罰金が課されて、最悪の場合は刑務所行きになる!という噂も出ています。果たして、本当なのでしょうか?
幸運にもFIFAワールドカップカタール大会のチケットを手に入れた方は、渡航前に外務省が提供するカタール情報をしっかり読んで、現地で何が許されて、何が許されないのかを正確に把握しておくようにしましょう。また、タバコ以外にも写真撮影の許可やイスラムの戒律についても気になるところです。
さて、FIFAワールドカップカタール大会をさらに楽しみたいなら、スポーツベッティングがおすすめです。wカップ2022サムライブルーオッズをチェックして我がSAMURAI BLUEを応援しましょう。現地で喫煙が許されないなら、自宅で好きなタバコを嗜みながら、W杯に賭けるのも良いですね。それでは、気持ちを切り替えて、カタールでのタバコの違法性を中心に詳しくご紹介します。
カタールでは公共の場での喫煙は「禁止」
まず、カタールでの喫煙事情について詳しく説明します。
喫煙防止に関する法律がある
タイトルで大きく表現したように、カタールでは公共の場でタバコを吸うことは禁止されています。つまり、学校や大学などの教育施設、バスや電車などの公共の交通機関、空港施設、病院、政府の関連施設、ショッピングモール、映画館といった場所で喫煙することは法律に反するということになります。こういった場所ではタバコを吸わないようにして下さい!カタールは喫煙を防止するために政府が力を入れている国です。まず、この点を意識して行動するようにしましょう。
喫煙での罰金は200QRから500QR
喫煙者の方に再度申し上げますが、カタールでは公共の場でタバコを吸うことが法律で固く禁じられています。そして、このルールを破ってしまった方には容赦なく罰金が課せられます!
喫煙での罰金は一般的に200QR(Qatari Rials=カタールリアル)から500QRとされており、日本円にすると約7,600円から約19,170円となっています。この金額を高いか安いか?と考えるのではなく、心待ちにした夢のカタールで警察に捕まってしまうという汚点そのものを避けることが先決ですよね。
機内のトイレで喫煙した乗客がドーハで逮捕!
冒頭で「タバコを吸うと刑務所に行く可能性がある?」ということをお話しましたが、実際に、カタール・ドーハ行きの飛行機のトイレで喫煙をした乗客が、ハマド国際空港(通称:新ドーハ国際空港)到着後に警察に逮捕されるというお粗末な事案も起きています。カタールでは公共の場所での喫煙はご法度ですが、とくに空港関連施設での喫煙は「厳禁」となっています。この場所では最も厳しく罰せられることが予想されますので、十分ご注意下さい。
サッカースタジアムでの喫煙もダメ?
FIFAワールドカップカタール大会の会場となる数か所のサッカースタジアムは公共の場所と判断されるため、喫煙は控えるようにしましょう。もっとも、W杯が開催される時期はローカルよりも観光客で込み合うのが通常です。面倒なトラブルに巻き込まれないためにも、節度のある行動に徹底するように心がけましょう。
喫煙者はカタールでどうすればいいの?
「喫煙そのものは違法じゃないんでしょ?」その通りです!それでは、どこでタバコを吸えばいいのでしょうか?
基本的に路上や外では吸わないのが安全
ここで大切なのは、日本での生活を通して培った「常識」とカタールの「常識」にはズレや誤解があるかもしれないということです。公共の場所といっても概念としては幅広いと思いませんか?カフェやレストランの中ではタバコを吸うことはできませんが、併設されたアウトドアスペースや路地裏ならOK?そう思い込んでいる方も実際にはいらっしゃると思います。
しかしながら、4年に1度の祭典であるFIFAワールドカップカタール大会には、世界各国から多数のサポーターや観客が大勢やってきます。そのため、警察や警備員を増員して喫煙やその他の違法行為に対する取り締まりを強化させることが予想されます。そのため、路地裏や公園、ビーチといったエリアでは喫煙しないようにしましょう。このように「タバコ」については日本よりはるかに厳しいルールが敷かれていることは間違いありません。
カタールには喫煙できるホテルもある
さて、喫煙者にはかなり肩身の狭いお国柄となりますが、宿泊先となるホテルでは喫煙を許可しているところもあります。例えば、ドーハ市内なら「ザ・リッツ・カールトン」や「ラマダ・ホテル・ドーハ」「インターコンチネンタル・ドーハ」「シェラトン・ドーハホテル&リゾート」といった超一流インターナショナルホテルが喫煙できる場所を提供しています。その他にも、ドーハでタバコが吸えるホテルはたくさんあるので、ぜひブッキング前に確認してみましょう。
ここではホテルの室内でタバコを吸うことができるのか、バルコニーオンリーなのか、それともホテル内に喫煙ルームがあり、そこでならタバコが許されるのか?そういった点にも着目してレセプションに確認を入れるようにしてくださいね。
その他、カタールで注意すべき習慣やルール
2022年FIFAワールドカップカタール大会で最高の時間が過ごせるように、カタール国内で気を付けたい習慣やルールをご紹介します。
行動に関する基本的な注意事項
カタールで外出する際に関するは過度の露出を避けるようにし、高価なアクセサリーや派手な服装を避けるようにしましょう。公共の場所で大声を出したり、現地の方が明らかに理解できるような文化や生活環境への批判などはしないようにして下さい。政治や宗教といったセンシティブな項目についても公共の場所で語らないように留意しましょう。
例えば、カタールでは2019年にドーハメトロが開通し、合計3路線37駅が利用できるようになりました。こういった交通機関では外国からの観光客も多く利用しますので、日本にいる時と同様に静かに落ち着いて乗車するようにして下さい。これらは、カタールでの「行動」における注意点となりますが、他国でも同じようなことが言えますね。
カタールはイスラム教が国教
カタールは「イスラム教」を国の教えとする国です。そのため、イスラム教の戒律に沿って法律が成り立っていることもあります。もちろん、これは他の教えを尊ぶ方に強引に押し付けるものではありませんが、カタールにいる間はある程度「イスラム教」の戒律を知っておいた方が賢明だと言えます。とはいっても、特に難しいことはありません。
例えば、最も特徴的なのは女性の服装についてです。前述でもお話ししましたが、女性の方はタンクトップやショートパンツ、ミニスカートといった肌の露出部分が多い服装は避けるようにして下さい。特に映画館やショッピングセンター、また今回のFIFAワールドカップカタール大会のサッカースタジアムといった大勢の人が集まるような場所では服装や身に着けるものに気を配りましょう。イスラム教が国境である以上、ローカルが乱れた服装と判断したり、不快感を与えてしまった場合は入場を断られることもあります。
また、KATARAビーチをはじめ、一般的な海水浴場ではビキニ着用を制限するところもあります。このように、ドレスコードには意識を高めてチョイスするように心掛けましょう。
特定の場所での写真撮影は許可制
現代ではインスタグラムやフェイスブックといったSNSが生活の主体になりつつありますよね。世間に注目されるユニークな写真だけを追い求める方も多いですが、ごく普通に海外の風景や自分の姿を家族や友達とシェアするために意識なく写真を撮ることがほとんどでしょう。しかし、カタールでは特定の場所において、許可がないと写真撮影が許されない場合があります。
例えば、警察署やミリタリー施設、政府や治安当局などの特別施設、また国際空港でも、写真撮影は許可がないと実施できません。こういった撮影禁止エリアでは、カメラや携帯電話を持っているだけで疑われてしまい、警察に連れていかれたり、デジタル機器を没収されることがあります。根の葉もない疑いをかけられないよう、トラブルになり得る行動は避けるようにしましょう。
悪質タクシードライバーにも注意
カタールではサッカースタジアムとホテル間を行き来したり、現地の観光地に足を運んだりと、公共のタクシーを利用することもあるでしょう。実はタクシーの中には観光客をターゲットにレートを高めに設定して、高額の料金を搾取する手口が発生しています。そもそも、多くの観光客は海外でのタクシーの仕組みを理解していません。何がインサイド料金メーター(市内)で、何がアウトサイダーメーター(市外)なのかチンプンカンプンです。こういったぼったくりに合わないように、カタールでタクシーを利用する際は国営交通会社が運営するタクシーを利用するようにしましょう。
まとめ
たとえ、日本では違法にならなくても、カタールでは違法となる項目もあります。楽しくワクワクするはずのカタールW杯がちょっとした不注意で雲行きの怪しい状況に変わってしまっては元も子もありませんよね。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、カタールでの習慣や文化、そして違法性のある行為は何なのかをしっかり学んでおきましょう。
FIFAワールドカップカタール大会は11月21日に開幕します。サッカーファンの方は有能なパンターになれる絶好のチャンス。優良ブックメーカーで試合結果を予想しながら、激闘の舞台をサポートしましょう。