ハロー、ベイパー。
一昔前の家庭のお父さんは、換気扇の下やベランダでタバコを吸って「ホタル族」なんて言われてたものですけど、ここ最近のタバコに対する締め付けは相当のものがありますよね。
東京オリンピックが2020年と間近に迫っていることもあり、禁煙の気運がが一気に高まってきているのは、常々感じます。
日本の喫煙人口はすでに2割を割っており、男女でも18.2%。年々減少の一途をたどっています。(VAPEやIQOSに移行した人がどこに含まれているのかは謎。)
喫煙者でVAPEに移行した人もいれば、IQOS、Glo、Ploom Techなど加熱式たばこにすることで、少しでも周囲への配慮を上げようという努力が見られる一方、
東京オリンピックの禁煙規制は、世界レベルで見ても異例かつ最強クラスのものとなるようです。
屋外規制があるのは2020年の東京オリンピックだけ
2008年の中国・北京以降、五輪・パラリンピックの開催都市で屋外のたばこ規制があるのは東京(20年)だけだ。英・ロンドン(12年)、ブラジル・リオデジャネイロ(16年)、仏・パリ(24年)には屋外規制が原則ない
ソース:東京の禁煙、五輪の基準超える? 「屋外」も肩身狭く|オリパラ|NIKKEI STYLE
これよく言われていることで、意外と知られていない話。アメリカや諸外国は(一部を除いて)屋外の喫煙には非常に寛大なんですよね。特にすごくタバコには日本以上にナーバスかつ厳しいイメージがあるアメリカは、屋内こそ吸えないところが多いですが、屋外はほぼ自由。さすが自由の国。
しかし我らが日本は、屋外まで禁煙にしようとしています。しかも、家庭内禁煙に罰則を設ける動きもあるというのですから、行政が家庭のことにまで口を出すのは、さすがに異常かな?と思うのは、喫煙者と嫌煙家の中間にいる私でも思うわけです。
厳しすぎる規制の裏で、訪日外人観光客のポイ捨てが不安
WHOの発表している世界の喫煙人口を見てみると、日本はわずかに喫煙率が高いものの、世界的にも喫煙者は多い数字となっています。
ここで心配になってくるのは屋外でも禁煙!という東京オリンピックが掲げているお題目、、はたしてポイ捨ては大丈夫でしょうか。
規制を厳しくしすぎれば、それを無視して、あるいは隠れてやる人たちが増えてしまいます。
日本人は高いマナーを持っているといわれがちですが、人でごった返すであろうオリンピック、ポイ捨てによるタバコ吸い殻だらけになりそうな気がしてなりません。
海外の旅行客にまで屋外禁煙です!っていうのはグローバルスタンダードじゃない気がするんですよねぇ。