ハロー、ベイパー。
【秘密基地】大年越し味煙会@秘密基地レビュー!ポロリもあるよ!!(うま飯の)あけおめVAPE&シーシャに引き続きまして、秘密基地でのアウトドア&VAPEの2017年新春実験として「グリセリン」が果たして燃えるのか?をやってみました。
そもそもグリセリンは第3石油類に分類され、化学式「グリセリン C3H5(OH)3」と表記されます。
我々VAPEの世界ではグリセリンは日常的に吸引するものなので、何故燃焼実験をしようと思ったのか、またグリセリンは本当に燃えるのか?
気になる実験結果は続きからご覧ください。
目次
グリセリンの特徴
- 無色である。
- 引火点が高い(177℃)ので、引火の危険性は低い。
- 無臭である。
- 吸湿性がある。
- 水より重い。(液比重が1より大きい。)
- 液比重が第4類危険物の中で最も大きい。(1.3)(二硫化炭素も同じ)
- 水によく溶ける。(水溶性)
- ダイナマイトの原料として用いられる。
火災予防の方法
- 蒸気を溜めないように、通風、換気をよくする。
消火の方法
- 二酸化炭素、粉末による窒息消火。
という特徴を持っているのがグリセリンです。
こうして書くとこんなものを吸っているの?!と誤解する人がいそうなので併記しておきますが、Wikipediaによれば「医薬品としての名称を含め日常的にはいまだにグリセリンと呼ぶことが多い。食品添加物として、甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤などの用途がある。虫歯の原因となりにくい。医薬品や化粧品には、保湿剤・潤滑剤として使われている。」
とされておりますので、(臨床データが十分ではない今)グリセリン自体は基本的には無害か無害に近い存在だと考えてよいかと思います。
なぜ燃焼させようと思ったのか?
ことの発端は2016年、VAPE初心者の私は郵便局でリキッドを発送しようとしたところ「電子タバコ用リキッドは発火の恐れがあるからNG」と言われたのがキッカケです。
それから、「グリセリンって燃えるんじゃね?」「燃えたら危ないよね?」「本当に引火するのかなぁ?」という疑問を持つにいたり、今回の実験を行った形となります。
結論から言うと”引火はする”けど、継続して燃焼しない
結論だけ先に述べますと、焚き火にグリセリンをぶちこんで、引火するのかを観察してみた所、”引火はする”。
上図のような缶に電子タバコ用リキッドからグリセリンをなみなみとたらして、焚き火の中に突っ込んでみました。
すると・・・
このように火がつきました!!
が、長時間熱してやってようやく火が着火したような感じでした。
また、火から出して少したつと自然に消えてしまったので、
日常生活において、他のアルコールやオイル、ガソリン、灯油などの油類と違い、引火することは「まずない」と考えて良いでしょう。
ガンガンに燃えている焚き火台に入れてみたんです。
どうやら、グリセリン単体で燃焼し続けることは難しいようです。
某Mさんいわく「ロウソクのロウのようなもの」とのことです。
実験後は正月秘密基地最後の宴会
グリセリンが燃えることがわかったので、安心してお腹を満たす時間になりました。この日は秘密基地最終日で、長いようで短かった楽しいお正月ラストの小宴会でした。
この子(ニジマス)をいただきます。
釣りたての川魚ニジマスを焼いて美味しくいただきました。
年越し宴会の残り物で、ささやかにでにさんと最後の晩餐。差し入れいただいた餃子ウメェ! 水餃子(スープ)と焼き餃子で美味しく頂きました。
余り物の牛タン。あぶって食べるだけでなぜこんなにも美味しいのか。
霜降り牛肉を焼いちゃいます!!油すっごい。
グリセリン燃焼実験動画